浜の調理師のお仕事をしよう!@茨城県 〜海と日本PROJECT〜
子どもたちが「海のお仕事」で仕事の流れをリアルに体験するイベントを開催。仕事の依頼を受けるところから始まり、計画を立て、研修を行い、実際に仕事をして、依頼を達成します。その後、レポートを作成・報告し、報酬としてイベント専用のお金をいただくまでを体験しました。
2019.12.03
海のお仕事プログラムは、お仕事の依頼を受けるところから始まり、報酬として“イベント専用のお金”をいただくまでをリアルに体験するプログラムです。海の仕事の裏側を体験し、子どもたちに海への関心を高めてもらうきっかけにしてもらいました。
子どもたちは、プログラムを通して今まで触れることのなかったお仕事の裏側を体験します。また、海に携わる人たちから海を取り巻く現環境を学び、日常における海への意識や環境に対する行動変化を持つことが目的です。さらに、実施したプログラムを海のお仕事図鑑(https://iko-yo.net/partners/uminohi_oshigoto)としてまとめ、より多くの方に、私たちの日常に密接に関わる海のお仕事を知ってもらい、海に関心を持つきっかけをつくります。
日程
2019年9月16日(月)
開催場所
大洗海の大学(茨城県東茨城郡大洗町大貫町1212-57)
参加人数
10人 (子ども:5人、保護者:5人)
主催
企画:海のお仕事図鑑プロジェクト実行委員会
主催:特定非営利活動法人大洗海の大学
浜の調理師のお仕事を体験
9月16日(月)、お仕事プログラムの第12弾「浜の調理師のお仕事をしよう!@茨城県」を茨城県・大洗の大洗海の大学にて開催しました。
今回、子どもたちに与えられたミッションは、大洗の漁師さんに元気を届けるべく、地元の新鮮な魚を使ってお弁当を作ること。子どもたちが行ったのは、とれたてのサンマをさばくところから始まるお弁当の調理、お弁当詰め業務などです。
お仕事体験を通じて、働く人を元気にするための栄養面もしっかりと学びながら、さまざな業務にチャレンジしました。
お仕事の最後には、子どもたちが実施したお仕事の報告書を作成し提出。調理師の方より、報酬としてイベント専用のお金を受け取り、一気通貫でお仕事の流れを経験しました。
縁の下の力持ち役を経験し、相手を想う大切さを知った貴重な1日
今回の体験を通じて、子どもたちは「調理師の仕事は大変だけど、作ったご飯を食べて喜んでくれる人がいるのは良いと思った」「お弁当を作ってくれる人がいるから、漁師さんたちは元気なんだなと思った」「これからはお母さんが作ってくれるお弁当を残さず食べたい」など、たくさんの気づきを得ることができました。
栄養のあるお弁当を心を込めて作ることで頑張っている人を支えることができるという、縁の下の力持ち役を経験することで、相手を想うことの大切さを知ることができた貴重な1日となったようです。
後日、11月10日(日)には「海のお仕事 こども会議」を開催し、体験したお仕事紹介や子どもたちの報告書の展示、参加した子どもたちの表彰を行いました。
これからも今回の体験を通して得た海への関心が継続されることを目指します。
参加者の声
<子ども>
・調理師の仕事は大変だけど、作ったご飯を食べて喜んでくれる人がいるのは良いと思いました。
・お弁当を作ってくれる人がいるから、漁師さんたちは元気なんだなと思いました。
・これからはお母さんが作ってくれるお弁当を残さず食べたいです。
<保護者>
・楽しみながら海と魚のことを学び、たくさんの「初めて」が経験できて良かったと家族や知人になど周りに伝えていきたいです。
・子どもの自主性を重んじた内容となっており、良かったです。
配布資料
・名刺
・報酬(イベント専用のお金)
・ノート
・お仕事体験後レポート
・海のお仕事 こども会議案内
・海の生き物シール
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:10人