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定置網漁業のお仕事をしよう!@静岡県 〜海と日本PROJECT〜

子どもたちが「海のお仕事」で仕事の流れをリアルに体験するイベントを開催。
仕事の依頼を受けるところから始まり、計画を立て、研修を行い、実際に仕事をして依頼を達成します。その後、レポートを作成・報告し、報酬としてイベント専用のお金をいただくまでを体験しました。

2019.12.03

海のお仕事プログラムは、お仕事の依頼を受けるところから始まり、報酬として“イベント専用のお金”をいただくまでをリアルに体験するプログラムです。海の仕事の裏側を体験し、子どもたちに海への関心を高めてもらうきっかけにしてもらいました。

子どもたちは、プログラムを通して今まで触れることのなかったお仕事の裏側を体験します。また、海に携わる人たちから海を取り巻く現環境を学び、日常における海への意識や環境に対する行動変化を持つことが目的です。
さらに、実施したプログラムを海のお仕事図鑑(https://iko-yo.net/partners/uminohi_oshigoto)としてまとめ、より多くの方に、私たちの日常に密接に関わる海のお仕事を知ってもらい、海に関心を持つきっかけをつくります。

日程
2019年8月4日(日)

開催場所
網代漁港(静岡県熱海市網代100-7)

参加人数
16人 (子ども:8人、保護者:8人)

主催
企画:海のお仕事図鑑プロジェクト実行委員会
主催:網代漁業株式会社

定置網漁業のお仕事を体験

ミッションは、網代漁港で定置網と蓄養のお手伝いをすること。子どもたちが行ったのは、ロープワーク研修と定置網内へ餌を投げ入れる蓄養業務です。8月4日(日)、お仕事プログラムの第4弾「定置網漁業のお仕事をしよう!@静岡県」を静岡県熱海市の網代漁港にて開催しました。

今回、子どもたちに与えられた「江戸時代から続く漁法に触れて、漁業や海を守る大切さ」を学びながら、お仕事にチャレンジしました。

お仕事の最後には、子どもたちが実施したお仕事の報告書を作成し提出。定置網漁師の方より、報酬としてイベント専用のお金を受け取り、一気通貫でお仕事の流れを経験しました。
定置網漁業のお仕事を体験

漁業や海の環境を守る大切さを学んだ貴重な1日

今回の体験を通じて、子どもたちは「漁師さんが努力して魚をとっていることを知ったので、これからは魚を残さず食べようと思った」など、たくさんの気づきを得ることができました。
定置網漁師という目線から、漁業や海の環境を守る大切さを学ぶことができた貴重な1日となったようです。

このイベントは体験の実施だけでは終わらず、後日「海のお仕事 こども会議」を11月10日(日)に開催し、体験したお仕事紹介や子どもたちの報告書の展示、本プログラムに参加した子どもたちの表彰などを行いました。
これからも今回の体験を通して得た海への関心が継続されることを目指します。
漁業や海の環境を守る大切さを学んだ貴重な1日

参加者の声
<子ども>
・魚の穫れる量が減ったことを知らなかったけど、今日知ることができて良かったです。今度はその理由も考えたいし、どうしたら魚が減らないかを考えたいと思います。
・自分が寝ている間に魚を獲りに行くことに驚きました。
<保護者>
・ただ体験するだけでなく、事前の学びや体験の振り返りまで一連の流れを学習できることが良かったと思います。とても良い経験になったので、また機会があれば参加したいです。
・漁業の大変さや現状を身をもって知り、もっと大切に食べようと思いました。私達がおいしい魚が食べられるように漁師さんたちにはこれからも頑張ってほしいです。

配布資料
・名刺
・報酬(イベント専用のお金)
・ノート
・お仕事体験後レポート
・海のお仕事 こども会議案内
・海の生き物シール

配布資料
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:16人