海のピンチは街が救う~海と日本PROJECT~
2019.02.06
海のピンチは街が救うは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。海ゴミの8割は街からやってきます。海のゴミをなくすためには、街がキレイにならないといけないとの思いから、街と海とのつながりを再認識するイベントを実施し、街のゴミ拾いを行います。
海には、どんどんゴミが流出し、プラスチックスープの海と言われはじめました。2050年には、魚の量よりも海の中のゴミが多くなると言われています。また、小さくなったプラスチック(マイクロプラスチック)は、魚や生き物が食べてしまい、いつか、魚や生き物は数を減らし、魚の体の中のゴミを人間が食べることになります。
そんな危機的状況が今、海におきており、なんとかしたい!多くの方達に、街と海の繋がりを再認識していただき、次世代にいい形で海を引き継いでいくことを目的としています。
日程
2018年6月17日(日)、2018年7月14日(土)
開催場所
新江ノ島水族館湘南お祭り広場、神宮前小学校
参加人数
合計 1,000名
主催
NPO法人 海さくら
湘南編〜新江ノ島水族館で、つるの剛士さんも参加!
6月17日(日)に、「海のピンチは街が救う」プロジェクトの湘南編を実施しました。
今回は、「海のピンチは街が救う」プロジェクトの湘南編でもあり、新江ノ島水族館さんの第100回ビーチクリーンでもあります。また、あたためてきた「海の叫び魚(うおー)」のお披露目でもありました。そのため、タレントのつるの剛士さんが参加してくださったり、大規模な分別をしたり、まさにスペシャルな日となりました。
天気も良く、約500名の皆様とゴミを拾って、「海のゴミは街からやってくること 海に出たゴミは魚や海鳥が食べてしまっていること」 など、海の危機的状況を「海の叫び魚」と共に、伝えさせていただきました。
皆さんと一緒に拾ったゴミを「海の叫び魚」の口から入れていくのは、少しかわいそうな気持ちにもなりましたが、実際に、本当の魚達や海鳥達は、本当に人間の出したゴミで「命」を落としているわけです。
それを伝えてもらうために「海の叫び魚」が生まれました。
なので、かわいそうという気持ちも含めつつ、「海がキレイになりますように」という気持ちで、少し歯を食いしばりながら、ゴミを入れました。
それにより、みなさんの「海よ、キレイになりますように」の想いが、たっぷり詰まったオブジェ「海の叫び魚」が誕生しました。
渋谷編〜東京の大都会で海ゴミの現状をアピール!
7月14日(土)「海のピンチは街が救う」プロジェクトの渋谷編を実施しました。
渋谷区という日本を代表する大きな街で海の現状を伝えて、「海の叫び魚(うぉー)」に当日拾ったごみを詰めました。渋谷の街で「街のゴミが海に行ってしまっている」ということ、「海に出たゴミが魚・海鳥が食べてしまっている」ことを伝えました。
日頃、江の島を中心に活動しているために、渋谷区で実施するためのノウハウもなく、色々と本当に一つ一つ挑戦させていただき、本当に多くの発見と出会いを繰り返しながら、当日を迎えることができました。
スタート前に、色々な個性あふれる団体を紹介させていただきました。
約500名が参加してくださり、ものすごい量のゴミを回収することができました。
2体の叫び魚が出会い、街と海をつなげました。
それと同時に我々も街の方達とたくさん出会えました。
街と海の交流がこれから、いろいろと生まれてくると思います。
今後も力を合わせて、海の現状についてより多くの方に伝えていきたいと思います。
参加者の声
・たばこの吸い殻が排水溝まわりにとても多かったです。
・ペットボトルや空き缶がたくさん道の植木の下に捨てられていました。
・街のごみが海に行ってしまうということを初めて知りました。
・いろんな団体が来ていて一緒にごみ拾い出来て楽しかったです。
メディア掲出
【テレビ】
8/01 NHK「ニュース」
8/27 NHK「ニュースウオッチ9」
【新聞】
6/21 神奈川新聞
【ラジオ】
6/25 文化放送「くにまるジャパン 極」出演
9/05 文化放送「斉藤一美のニュースワイド」
【WEB】
6/21 カナロコ
6/21 YAHOOニュース
6/26 えのぽ
7/09 ふじさわエコ日和
8/01 NHKニュースWEB
8/01 時事通信
8/01 朝の最前線
【他】
6/29 タウンニュース
7/07 リビング湘南
<チラシ>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています