海の宝アカデミックコンテスト2017〜海と日本PROJECT〜
海の宝アカデミックコンテスト2017は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。
2017.12.22
海の宝アカデミックコンテスト2017は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。全国の中学生・高校生が電子紙芝居形式で表現・発表する「海の宝アカデミックコンテスト2017」を開催し、1次審査を通過した20作品が、最終審査のプレゼンテーションを行いました。
「海」への知的好奇心を持つ心豊な若者を育成するため、全国の中学・高校生を対象に8枚組(8枚以内)の電子紙芝居で海の素晴らしさを表現するアカデミックコンテストを開催しました。海の学びの裾野を広げることを目的に、今年度より応募部門(マリン・サイエンス部門 / マリン・カルチャー部門)が新設され、より自発的に「海」を学ぶ機会を提供しました。
日程
11月26日(日)9:00~12:30
開催場所
北海道大学大学院水産科学研究院 大会議室(北海道函館市港町)
参加人数
641人
主催
北海道大学大学院水産科学研究院
海の宝アカデミックコンテスト2017 最終審査プレゼンテーション
全国の中学生・高校生が、「感じ」、「見いだし」、「学び」、「考えた」海の宝を、電子紙芝居形式で表現・発表する「海の宝アカデミックコンテスト2017」。第2回目となる今年度は、11月26日(日)、北海道大学大学院水産科学研究院にて開催されました。今回のコンテストには、全国の中学・高校から50校159作品の応募がありました。応募数は昨年度の2倍以上となり、このコンテストの意義や目的が、全国に徐々に浸透してきたと証といえます。
今回からは、新しく「マリン・サイエンス部門」と「マリン・カルチャー部門」が創設されました。「マリン・サイエンス部門」は科学の知識や実験・研究に関する作品、「マリン・カルチャー部門」は、海に関する絵や写真を使った物語や作品となります。生徒が「海の宝」を柔軟に捉え、様々な表現方法で応募してもらうことを目指し、創設されました。
コンテストでは、9月27日までに応募された159作品について、一次審査(電子書類審査)を実施、1次審査を通過した合計20作品が、最終審査となる11月26日のプレゼンテーションに臨みました。開催前日、天候不良のため、遠方からの出場者が予定通りに函館に到着できないハプニングもあり、コンテスト関係者は心配しましたが、当日には、無事に元気な顔が揃いました。
コンテストは「中学マリン・カルチャー部門」からスタート。プレゼンテーションでは、昨年度応募のテーマをさらに掘り下げて調べた作品や、テーマとなったイカをかたどった帽子をかぶる学生も。次いで「中学マリン・サイエンス部門」では、審査員を唸らせるレベルの高い研究発表が続きました。
「高校マリン・サイエンス部門」では、高校生が、長期間調査・研究したと思われる力作が発表されました。発表の際には、聴衆にわかりやすく伝えるため、ストーリー仕立ての発表や、実習時の姿(潜水着!)に扮する学生も。コンテスト最後の「高校マリン・カルチャー部門」発表では、海をテーマとした、エネルギーや環境に関する問題、地域活性化などが取り上げられ、高校生の視野の広さを感じ取れました。
審査は、プレゼンテーションにおける「アピール力・表現力」、「内容のわかりやすさ」、「聞き取りやすさ」、「時間配分/質疑応答」を基に行われ、その結果、各部門の大賞には、以下の皆さんが選ばれました。
【中学マリン・サイエンス部門―「海の宝大賞」】
「波が磨いた海の宝石 鳴き砂」 遺愛女子中学校地学部
【中学マリン・カルチャー部門―「海ぼうず大賞」】
「父の仕事」 静岡県立清水南高等学校中等部・合志 優晟さん
【高校マリン・サイエンス部門―「海の宝大賞」】
「海の砂漠からオアシスへ」 鹿児島県立鹿児島水産高等学校
【高校マリン・カルチャー部門―「海ぼうず大賞」】
「えびすさまの大冒険」 淑徳与野高等学校・佐々木 春佳さん
なお、コンテストと併催で、北海道大学の研究紹介・展示も行われました。コンテストに参加した中高生たちは、展示見学を通じ、海の素晴らしさや研究の奥深さをより一層感じていたようです。
メディア掲出
06/15 日刊水産経済新聞(応募作品募集)
06/26 週刊水産新聞(応募作品募集)
07/04 みなと新聞(応募作品募集)
07/10 函館新聞(応募作品募集)
07/21 日本海事新聞(応募作品募集)
08/19 北海道新聞(応募作品募集)
11/21 山陽新聞(日生中の2人 最終審査出場へ)
11/27 函館新聞(アカデミックコンテスト開催 遺愛女子中が最優秀賞)
11/28 北海道新聞(遺愛女子中が最優秀賞)
<告知ポスター>
<応募要項チラシ>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています