造船所見学会「この地球で一番大きな工業製品『船』を見に行こう!!」〜海と日本PROJECT〜
造船所見学会「この地球で一番大きな工業製品『船』を見に行こう!!」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。
2017.09.22
造船所見学会「この地球で一番大きな工業製品『船』を見に行こう!!」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。北海道から沖縄まで全国各地の造船所を訪問し、ものづくりの現場、進水式、命名式などを見学しました。
短期間集中の全国的な協調イベントとして各地域、事業形態の特性に応じた造船所見学会等を実施。次世代の海事人材を担う小中学生の船舶やものづくりに対する好奇心を喚起するとともに、海や船、地元産業の大切さを認識してもらうことを目的とします。
日程
7月15日(土)~8月28日(月)
開催場所
全国各地
参加人数
10,079人
主催
一般社団法人 日本中小型造船工業会
全国66カ所で造船所・事業所の見学会を開催!
日本中小型造船工業会と日本財団は、本年も「海と日本PROJECT」の一環で、「この地球で一番大きな工業製品『船』を見に行こう!!」をテーマとして、7月15日(土)から8月28日(月)までの間、造船所・舶用事業所見学会を実施しました。
今年で3年目を迎えた同事業は、国土交通省の協賛を受け、(一社)日本造船工業会等関係諸団体や地方自治体、北海道から沖縄まで全国各地に所在する造船所及び舶用機器メーカー48事業所の協力のもと、ものづくりの現場、進水式、命名式の見学会を実施したり、体験乗船会を行うなど、過去最大規模となる66回の開催となりました。参加者も、小中学生とその保護者10,079人と最大数となりました。
66回の実施のうち、4造船所(JMU横浜事業所、東北ドック鉄工、墨田川造船、熊本ドック)では、見学会に併せて餅撒きや模擬店出展、太鼓演奏やミニ遊園地などのイベントを造船工場内で行いました。同イベントの皮切りとなった7月15日のジャパン マリンユナイテッド(株)横浜事業所 磯子工場では、様々な催し物に加え、子どもたちが造船業や海洋資源について学んだ後、レゴⓇブロックで夢の船を製作する「ドリームシップ・ファクトリー」と題した特別イベントを開催。目を輝かせながら一所懸命に「船」や「海上構造物」を組み立てる子供たちの姿が印象的でした。他の3造船所でも、多くの人が参加するイベントとなり、楽しみながら地元の重要な産業である造船業に対する認識を深めることができました。
見学会全体を通じて、次世代を担う多くの小中学生に船や海に対する好奇心を喚起するとともに、地域の雇用や経済を支える海事産業の大切さを考える機会を提供することができました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています