「海と日本PROJECT　全国一斉ウニの発生体験2024年夏」は、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所が行っている、全国の小中高等学校に海洋教育のための生の素材を教材として提供する事業と、一般向けの体験会とを融合させたイベントです。教材送付と3種のオンライン会がセットになっています。夏に繁殖期を迎える「タコノマクラ」というウニを用います。
<教材について>
以下の2種類の教材を全国各地にお届けします。イベントに参加するには「未受精卵と精子」 教材に申し込んでください。受精実験の後に幼生飼育にも挑戦したい方は別教材の「植物プランクトンと動物プランクトン」も合わせてご利用ください。ご家庭からの参加だけでなく、サークル単位での参加も大歓迎です。
未受精卵と精子：ウニの卵と精子を宅配便にて送付します。経験の無い方でも混ぜるだけで簡単に本格的な発生実験を行うことができます。一般向けの教材には簡単な実験器具もセットになっていますので顕微鏡だけを各自で用意してもらえれば参加可能です。
植物プランクトンと動物プランクトン：受精実験で発生させた幼生を、初期プルテウス以降も継続して育てるには餌と飼育設備が必要です。この教材はウニ幼生の飼育装置の貸与と餌となるケイソウ培養のための試薬類の提供がセットになっています。スタンドライトなどの光で増やしたケイソウを餌にしてウニ幼生を飼育することは、海の生態系の一部を自分の手で再現することとなります。幼生飼育を考えている方は、卵精子を申し込む時点でこちらも合わせて申し込んでください。
＜オンライン会について＞
このイベントには以下の3種類のオンライン会がセットになっています。当日都合が合わない場合には録画視聴での参加も可能です。
オンライン相談会：教材送付の翌日にオンライン相談会で簡単な研修と交流を行いますので、初めての方でも失敗なく取り組んでもらえます。研修講師は先輩参加者たちで、家庭で実験を行う際のコツなども伝授してくれます。
オンライン報告会：卵精子到着の約一週間後に受精実験と幼生飼育から学んだことを発表しあいます。一般参加者と学校単位での参加者との合同イベントですので、部活動で参加する中高生の発表を聞いたり、学校教員に報告を聞いてもらったりすることが出来ます。
表現作品コンテスト：幼生飼育の一段落する8月下旬に「海を表現」した作品をオンライン上で展示し、相互投票でグランプリを決定する「表現作品コンテスト」を開催します。グランプリ投票以外に「綺麗な写真撮ったで賞」などの特別賞を贈り合うことで参加者同士の交流も行えます。

＜参加方法＞
公式サイトの「海と日本PROJECT全国一斉ウニの発生体験2024年夏 タコノマクラ」ページ（https://x.gd/cXz28）内にある申込書をダウンロードし、必要事項を記入し、wangan@cc.ocha.ac.jp 宛にメール添付で送ってください。イベントの案内や教材マニュアル、既に定員に達したかの情報もこのページにあります。

地図は正しい位置を表示していない場合があります。正確な位置情報は「問合先」または「ウェブサイトURL」からご確認ください。

千葉県館山市香11　お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所
お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所＜千葉県館山市香11＞から全国に教材を送付します。オンラインイベントも行います。

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