この度百舌鳥・古市古墳群が、世界文化遺産に登録されました。それを記念する事業として、藤井寺市の津堂城山古墳で新作能「水の輪」を公募による藤井寺市のこども達と市民の皆様にご参加頂き、上演します。新作能「水の輪」は水の浄化をテーマに環境問題について文化の力で考える新しい能の作品です。こども達と市民の皆様には、事前の「紙で裃（かみしも）を作る」ワークショップにご参加頂き、公演当日に着用して、能の後半部分の地謡（じうたい）をみんなで一緒に謡い、古墳の世界文化遺産登録をお祝いします。裃には通常家紋がついていますが、今回は、いらなくなったレジ袋から、岸和田市の障がい者センターで生まれたpoRiff（ポリフ）のワークショップで「古墳わっぺん」を作りご参加頂きます。
また、公演当日はLED照明アーティストの藤本隆行さんが古墳全体をLEDの光で満たす演出をし、その中で能を上演します。
　ここ藤井寺市は、太古の昔から大和川の恩恵により栄えてきました。海にほど近いこの地で、海洋ゴミの問題や水の環境保全についてこども達と一緒に考え、「水を大切にする気持ち」を未来に繋げていきたいと思います。

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大阪府藤井寺市津堂1　津堂城山古墳
津堂城山古墳（世界文化遺産）特設ステージ
〒583-0037 大阪府藤井寺市津堂

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