日本の若年層の海離れが進んでいる現状に対し、小学生に向けて地元の海に対する関心を高めてもらうことが当企画の目的です。

普段の学校教育では得られない体験を取り入れた海洋学習を企画し、全国水産高等学校長協会、各エリアの水産高等学校および放送局が一体となって実施します。
実施エリアについては、２０１８年度実施の３エリア（福島・山口・愛媛）に加え、今年度は新たに４エリア（静岡・石川・鳥取および島根・大分）が加わりました。
海洋学習のカリキュラムは、各エリア共通のフレームで組み立てます。
１、座学　　　　・・・　地域の海について理解を深め、海の大切さを知ってもらう
２、現場体験　・・・　豊かな海が育む海洋資源の生産現場を見学
３、商品開発　・・・　地域の海で獲れた海洋資源を使ったオリジナル商品の開発
４、商品流通　・・・　開発商品を地元流通に展開、売上の一部を保全活動に
また以上のカリキュラムについては、水産高校の高校生が先生役となり、地元の小学生に教えることが各エリア共通の事項です。高校生のプレゼンテーションについては、当プロジェクトの趣旨を理解した水産高校の教諭が指導。プロジェクトの意図が小学生にきちんと伝わるような体制を整えます。
そして、各エリアで子どもたちが学んだ成果を持ち寄り、東京都内で学習成果の発表、オリジナル商品のＰＲ・販売を行います。（都内イベントは２０１９年１１月に実施）
この一連の取り組みを通して、各地域の小学生に海の正しい知識を取り入れ、情報発信することで参加者自身の学びと周囲へのさらなる情報拡散を期待しています。

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小学生  

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