船でしか渡れない島、大崎上島の海を舞台に県内の小学5年生6年生、20名の「調査団員」が、「里海（さとうみ）」を1泊2日の日程で体験、学習します。
古くから人と海が付き合うことで成り立っている「里海」。
子どもたちは、里海の生き物調査や藻場の観察と、講師による特別授業を通して、豊かな生態系とその変化（絶滅危惧種など）について学びます。2日目は、大崎上島の伝統文化でもある「櫂伝馬」を実際に漕ぐ体験をし、島民の海への畏敬の念などを体感します。さらに地元で里海と向き合ってきた漁師さんからも里海の昔と今、里海の抱える課題や新たな取り組みを学びます。
身近な瀬戸内海の原体験（遊び・学び）を通し『海ごころ』を持った子どもたちは、学びの成果を、ぞれぞれ「里海新聞」としてまとめます。完成した「里海新聞」は、広島電鉄の特別電車車内に掲出する予定です。
さらにこの特別電車の車体には、子どもたちが描いた「大崎上島の里海」をイメージしたデザインがラッピングされる予定です。この世界に1台だけの「特別電車」は、10月半ばから1か月間広島市の市内線や、世界遺産「厳島神社」へ向かう宮島線で通常運行される予定です。
加えて、この子どもたちが描いたデザインを特別限定パッケージにした、大崎上島産のヒジキ商品も年内に発売予定、こちらは大崎上島町のふるさと納税返礼品として、全国から購入が可能になる予定です。ぜひ「瀬戸内こども調査団」の活躍にご注目ください。

地図は正しい位置を表示していない場合があります。正確な位置情報は「問合先」または「ウェブサイトURL」からご確認ください。

広島県豊田郡大崎上島町東野Jan-72　
2022年7月23日（土）～7月24日（日）
「里海を学ぶイベント」
開催地：広島県豊田郡大崎上島町

小学生  

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