海洋ごみは、私たち一人ひとりの生活と
密接な関係にあるものです。
海洋ごみの問題を知ることで、
海をキレイにするアクションに
つなげましょう。
海岸に打ち上げられた「漂着ごみ」、
海原を漂う「漂流ごみ」、
海底に沈んだ「海底ごみ」の総称のこと。
私たちが暮らす街で発生したごみが、
海洋ごみの8割を占めているといわれています。
釣り糸や漁網などの海で使う道具の他、
ペットボトルやレジ袋といった
日常的に使う物が多く含まれています。
中でも、一度海に流れてしまうと半永久的に
分解されることのないプラスチックごみが
世界的に問題視されています。
※5mm以下になったプラスチックを
「マイクロプラスチック」といいます。
2016年にスイスのダボスで
開催された世界経済フォーラム年次総会で、
毎年少なくても年間800万トン分のプラスチックごみが
海に流出していると報告されました。
海に住む生き物が誤って
プラスチックごみを食べたことで
死んでしまった事例が、
すでに世界中で報告されています。
また、具体的な影響こそ
まだ明らかにされていませんが、
マイクロプラスチックを食べた魚を食べるのは
私たちであることから、
その悪影響も懸念されています。