樫野埼灯台・潮岬灯台が立地する和歌山県東牟婁郡串本町を「恋する灯台のまち」と認定!
2018.10.09
一般社団法人日本ロマンチスト協会(本部:長崎県雲仙市愛野町)は、全国各地の団体と協働し、海へのムーブメントをつくりだす日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台をロマンスの聖地として再価値化する「恋する灯台プロジェクト」を実施しています。活動の第一弾として、日本全国にある10エリア11基の灯台を「恋する灯台」として認定しました。
このたび、その「恋する灯台」が立地している和歌山県東牟婁郡串本町の田嶋 勝正町長を、日本ロマンチスト協会会長 波房克典が2018年10月16日(火)に表敬訪問し、「恋する灯台のまち」の認定証を贈呈する運びとなりました。
【和歌山県東牟婁郡串本町「樫野埼灯台」認定理由】
日本最初の石造灯台で、螺旋階段を上れば南紀の美しい海が広がり、冬には、建設に携わったイギリス人が故郷を想って植えたと伝わる水仙が甘い香りを漂わせる。樫野崎では1890年にエルトゥールル号遭難事故が起きており、遭難した船乗りたちは灯台の光を目指したという。故郷から遠い地で灯台を造った人がいて、その灯台に救われた異国の人がいる。不思議なドラマが生まれた場所に立てば、愛する人との絆を大切に思う気持ちが強まるだろう。
【和歌山県東牟婁郡串本町「潮岬灯台」認定理由】
本州最南端となる紀伊半島南端の断崖に立つ白亜の灯台。灯台から望む風景は、海原の美しさと地球の丸みを実感できる大パノラマだ。美しい夕日も魅力で、水平線に沈むオレンジ色の太陽と、紫色の闇に溶けていく灯台は幻想的だ。また、潮岬は「台風銀座」とも呼ばれ、日本屈指の台風の通り道でもある。恋を乱す嵐が吹き荒れた時でも、荒波と強風の中に立つ灯台を思えば、苦難を乗り越えられる自信が湧いてくるだろう。
【日時】
2018年10月16日(火)14:30~15:00
【会場】
串本町 町長室
【プログラム内容】
1.「恋する灯台のまち」認定証贈呈
2.フォトセッション
3.会談(田嶋町長・日本ロマンチスト協会会長 波房克典)
4.囲み取材
お問い合わせ
「恋する灯台プロジェクト」運営事務局
メール:toudai@japan-romance.com