海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

  • 海と日本PROJECT
  • お知らせ
  • 島根県松江市を「海ノ民話のまち」として認定!認定委員長が松浦市長を表敬訪問、認定証授与

島根県松江市を「海ノ民話のまち」として認定!認定委員長が松浦市長を表敬訪問、認定証授与

海ノ民話のまちプロジェクトは、このたび、7つのエリアを「海ノ民話のまち」として認定。そのうちの1エリアである島根県松江市の松浦市長を、認定委員長をはじめとする委員会メンバーが表敬訪問し、「海ノ民話のまち」認定証を贈呈します。

2020.08.21

海ノ民話のまちプロジェクトは、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションとして映像化しました。本プロジェクトは、次の世代を担う子供たちへ、そして、さらに次の世代へと“海”を語り継いでいく“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として始動しました。

このたび、7つのエリアを「海ノ民話のまち」として認定。そのうちの1エリアである島根県松江市の松浦市長を、認定委員長をはじめとする委員会メンバーが表敬訪問し、「海ノ民話のまち」認定証を贈呈する運びとなりました。日程は8月25日(火)13時30分~14時00分、場所は松江市秘書広報課となります。

【島根県松江市に伝わる民話「えびすさま と にわとり」あらすじ】
物語の舞台は、島根県の最東端の港町「美保関(みほのせき)」。日本海や美保湾、そして中海に囲まれ、季節ごとの美味しいお魚がいっぱい獲れて、漁師さんたちは「えびすさまのおかげ」といっては、毎日毎日、美保神社(えびすさま)へのお参りを欠かしませんでした。そのおかげで美保関は平和な町として、みんな仲良く暮らしていました。
そんなえびすさまですが、毎日夜になると、中海という大きな湖の対岸にある揖屋(いや)へ船で向かい、揖夜神社にすむ美しい姫神さまに会いに行っていました。朝には美保神社へお勤めに戻らなければならないため、にわとりに「朝になったら一番に鳴いて報せておくれ。」とお願いをし、毎夜毎夜、揖屋へお出かけになっていたそうです。
そんなある日、そのにわとりが時を間違えて、夜中に「コケコッコー!」と勢いよく鳴いてしまいました。えびすさまは驚いて、急いで帰り支度をして、美保関に向かいました。あまりに慌てていたため、その際、船をこぐ櫓(ろ)を落としてしまいました。仕方なく足で船をこいでいると、「フカ(さめ)」がえびすさまの足をパクッ!!・・・えびすさまは足をおけがなされましたが、なんとか無事に美保関へ戻ってこられました。
その後、大好きなえびすさまが、おけがされたこととそのわけを知ったまちの漁師さんたちは、えびすさまにこのように誓いました。
「えびすさまをかんだフカはわれわれ漁師が退治します。それにしても、時を間違えたにわとりも悪い!だから、今後一切、にわとりと、にわとりの卵は食べません。」
そして、それ以来、美保関のひとびとは、にわとりもにわとりの卵も食べなくなり、今もその約束を守っているそうです。

【海ノ民話のまちプロジェクト2020 活動概要】
2020年度、「海ノ民話のまちプロジェクト」では以下の活動を行っていく予定です。
・アニメーション完成報告表敬訪問
・アニメ―ション上映会
・アニメーションフィールドワーク

<日時>
2020年8月25日(火)13:30~14:00
<会場>
松江市役所 応接室
<プログラム>
1.認定証授与
2.フォトセッション
3.囲み取材(13:50に市長は退出)
4.会談
<ウェブサイト>
http://minwa.uminohi.jp/

<お問い合わせ>
「松江市・海ノ民話のまち実行委員会」事務局(TSKさんいん中央テレビ内)
電話:03-3543-7901