小学生が考えた「ポイ捨て見てるよ坊や」 看板 琵琶湖岸に設置!
うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会は、2020年夏に県内小学生から募集したデザインを用い、「琵琶湖岸のごみポイ捨て防止」をよびかける看板を制作、このたび設置をいたしました。
2021.03.04
飛び出し坊や発祥の地、滋賀県。交通安全啓発に一役買っているこの飛び出し坊やに、次は琵琶湖岸のポイ捨て防止を見張ってもらえないだろうか。そんな思いから昨年夏に、滋賀県内の小学生から坊やのデザインを募集しました。
どんな表情の坊やが良いか、何を持ってどんなポーズをしている坊やが効果的か、合わせて坊やが呼びかけるメッセージを考えてほしいと2020年夏に呼び掛けたところ、ユニークで小学生らしい作品16点が集まりました。
その中から、身近な琵琶湖の環境保全とポイ捨てダメの訴えが一目で分かりやすく、坊やに見張られているという企画の趣旨に合致したデザインであることから、米原市の塚口春香さん(小学5年)の作品が最優秀賞に選ばれました。
私たち「うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会」は、「琵琶湖と海はつながっている!」を合言葉に滋賀県エリアの海洋ごみ削減を呼び掛けている団体です。今回の看板の表面には、海洋ごみ問題となっているプラスチックごみを炭化させ、自然に還る素材にして様々な商品を生み出している (株)大木工藝(大津市中野3丁目)さんの技術を施しています。看板を見た人が、少しでも美しい海の実現に思いを馳せてくださればと考えています。
今後約9か月の設置期間で数回、ごみのポイ捨ての増減を調査することにしています。
この取り組みは、日本財団「海と日本プロジェクト」が取り組んでいるプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」の一環です
「ポイ捨て見てるよ坊や」コンテスト
<対象>
滋賀県内の小学生
<募集期間>
2020年7月27日~8月31日
※デザインの募集は終了しています
http://bbc-tv.co.jp/umigomi/contest.html
<応募作品数>
16点
<看板設置場所>
彦根市内湖岸緑地(南三ツ谷公園・大藪公園・松原公園)計3カ所 予定
<看板設置期間>
2021年12月上旬頃まで
<ごみの分析調査>
設置前(2月中旬)、6月下旬、11月下旬
<お問い合わせ>
うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会 事務局(びわ湖放送内)
電話:077-524-0153
メールアドレス:umigomi@bbc-tv.co.jp
設置看板デザイン(一例)