「LOCAL FISH CANグランプリ2021」 全国大会で9エリア代表チームの NO.1が決定しました!
一般社団法人全国道文化交流機構は、各地域で高校生がLOCAL FISH(=地域の課題魚)を利用した、オリジナル缶詰を開発して競い合う「LOCAL FISH CANグランプリ2021」の地域予選大会を7月に開催し、合計63の高校生チームの中から全国9エリアの代表チームが選出され、この度、2021年10月16日(土)東京・二子玉川ライズ ガレリアで全国大会を開催し、NO.1が決定しました。
2021.11.01
一般社団法人全国道文化交流機構は、各地域で高校生がLOCAL FISH(=地域の課題魚)を利用した、オリジナル缶詰を開発して競い合う「LOCAL FISH CANグランプリ2021」の地域予選大会を7月に開催し、合計63の高校生チームの中から全国9エリアの代表チームが選出され、この度、2021年10月16日(土)東京・二子玉川ライズ ガレリアで全国大会を開催し、NO.1が決定しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト https://localfishcan.jp/
優勝チーム紹介
富山県
富山県立滑川高等学校 作品名:越中鰯ブラックラーメン味
富山県は、ホタルイカの定置網が全国的に有名で、ホタルイカ漁をすると、鰯が大量に網に入ってきてしまい、ホタルイカや網を傷つけてしまいます。そのため、鰯は大量に廃棄されていました。その鰯に着目して、漁師や水産加工会社の方に話を伺い、課題魚になった原因や歴史、地元の海の課題について学び、商品開発をしました。
今回NO.1に輝いた富山県立滑川高等学校が開発した缶詰が審査員から評価されたポイントは、富山県=ホタルイカが名産品なので、ホタルイカで考えそうなところ、ホタルイカ漁で大量に廃棄されてしまう鰯に着目した点が魚の命を救いあげるという観点で、評価につながりました。また、富山県のソウルフードである「富山ブラックラーメン」を連想させたデザインで、手に取りたいと思わせる秀逸なデザインだった事も高評価に繋がりました。
優勝チームからは、「優勝できて率直に嬉しいです。地域の課題魚を学び、自分たちが開発した缶詰を多くの方に知ってもらう機会をいただいたことに感謝しています。また、他の地域チームの発表を聞いて、各地域にも海の課題や課題魚があることを、深く知ることが出来ました。これからも大切な海について、学び続けていきたいと思います。」と言う感想も寄せられました。
「LOCAL FISH CANグランプリ2021」とは
全国の高校生がLOCAL FISH(=地域の課題魚)を利用した、オリジナル缶詰を開発して競い合う大会。大会を通して海の現状課題や海の未来展望を知り、海にもっと関心を持ち、自らアクションを起こすきっかけを作る。また、LOCAL FISH を利活用することで、地域の活性化にもつなげていく。
<お問い合わせ>
一般社団法人全国道文化交流機構
メールアドレス:kaoru.watanabe@daiko.co.jp