はこだて海の教室実行委員会は2021年11月5日（金）、函館市内10校の給食食材として「北海道産天然青のり」を無償提供し、子どもたちに海の学びの機会を提供します。

函館など道南の海岸には、彩りと香りの良さが特徴の高級食材「青のり」が自生しています。しかし現在、漁師は青のりを収穫しておらず未利用です。そこで当会は、この「北海道産天然青のり」が小学生向けの海洋教育プログラムのテーマに適していると考え、本年、松前町の漁師に特別に依頼し、青のり10kgを採取しました。また、函館市教育委員会と連携して青のりを使った給食メニューを考案し、子どもたちの学習用のランチョンマットを作成しました。

きたる11月5日、当会は函館市教育委員会と連携し、函館市内の10校の給食で青のり料理を提供。あわせて、青のりを通じた海の学びを掲載した紙製ランチョンマットを進呈します。さらに千代田小学校では、出前授業も行います。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「北海道産天然青のり」を学校給食に提供・出前授業実施
＜日程＞
2021年11月5日（金）12:10～12:50
＜場所＞
函館市立千代田小学校
＜内容＞
北海道産天然青のりに関する約5分の講話の後、「青のりのすいとん汁」を食べる。
講話の参加児童は千代田小学校の5年生12人。講師は、当会事務局長の阪口が務めます。
※青のり料理の給食提供校…10校（千代田小学校、本通小学校、万年橋小学校、旭岡小学校、上湯の川小学校、東小学校、鱒川小中学校、石崎小学校、銭亀沢中学校、戸井幼稚園）
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