うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会は、7月28日に比叡山延暦寺にて「水と祈りの地・滋賀から世界の水環境保全を願うコンファレンス」を開催いたします。

滋賀県各地には水と結びついた祈りの文化が存在し、水を守り大切にする心が脈々と受け継がれています。コンファレンスでは大岡敏孝環境副大臣をはじめ、県内の環境団体など約20人が参加し、琵琶湖や海など水環境への思いや、日々の活動を報告するなど、環境保全への決意を新たにします。その後、延暦寺による水環境保全を祈願する法要と、一般から募った水環境保全への願いを込めた護摩木の焚き上げが行われます。また、同日に日吉大社摂社唐崎神社で行われる「みたらし祭」でも湖上焚上神事が行われ、宗教宗派を超えて水環境の保全を祈願します。

この催しは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するもので、県民の環境意識の向上を目的としています。

「水と祈りの地・滋賀から世界の水環境保全を願うコンファレンス」
「みたらし祭」
＜日程＞
水環境保全コンファレンス：2022年7月28日（木）10:00～12:00
みたらし祭：2022年7月28日（木）10:00～20:30
＜会場＞
水環境保全コンファレンス：比叡山延暦寺　延暦寺会館大ホール
（滋賀県大津市坂本本町4220）
　※イベント開始前：貸切バス（JR大津駅前　9:00発）をご利用いただけます。
　※イベント終了後：貸切バス帰りは（JR大津駅 13:00頃到着）をご利用いただけます。
みたらし祭：唐崎神社（滋賀県大津市唐崎１丁目７−１）
　※ＪＲ唐崎駅から徒歩15分、江若バス唐崎停留所から徒歩2分
＜内容＞
水環境保全コンファレンス
１．事業概要説明
海と日本プロジェクト　チェンジフォーザブルーについて
　　　登壇者：うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会
祈りと水の文化について
　　　登壇者：日本遺産「水の文化」ツーリズム推進協議会
２．来賓挨拶
　　　登壇者：大岡敏孝　環境副大臣（予定）
３．環境団体の活動報告
　　　登壇者：工房シーダーノ
　　　登壇者：滋賀県立大学　廃棄物バスターズ

水環境保全祈願法要（根本中堂にて）
４．延暦寺による水環境保全祈願の法要および護摩
５．比叡山の「水と祈り」について
　　　登壇者：延暦寺　水尾寂芳　執行

＜関連イベント＞
・7月14日～７月28日まで啓発ブース（願い札記入台）を延暦寺および日吉大社に設置しています。
・7月28日には日吉大社摂社唐崎神社で開催されている「みたらし祭」で水環境保全啓発ブースを展開します。
また19時から唐崎神社による湖上焚上神事にて願い札の焚き上げが行われます。

水環境保全啓発ブース(願い札記入台)
水環境保全啓発ブースに設置された看板には海洋ごみ問題についての内容に加え、滋賀に水と祈りの文化があること、滋賀と海は琵琶湖や川と通じて繋がっていることなどを記しています。また、海洋ごみ削減に向けた願いや決意を水環境保全祈願の願い札に記入することができ、集められた願い札は7月28日に延暦寺の護摩や唐崎神社の水上焚上神事にて焚き上げられます。

設置場所（期間）
比叡山延暦寺　一隅を照らす会館（7月14日～27日）
日吉大社　西本宮（7月14日～21日）
唐崎神社（7月22日～28日）
 

日吉大社摂社唐崎神社でのワークショップと水上焚上神事について
うみゴミ対策琵琶湖プロジェクトは、7月28日に行われる「みたらし祭」を訪れた人に向けて、「お祓い葦作りワークショップ」を実施します。葦は水生物環境や水質の保全に役立つされる植物です。滋賀と海とのつながり、水環境のことを理解したうえで製作することで、参加者が「水と祈り」を身近に感じ、環境保全への意識を一層高めることを目的にします。葦は「アシ」を「ヨシ」に転じた縁起もので、穢れを祓うとされます。作ったお祓い葦は血の輪くぐりの際に自身を清めたり、持ち帰って玄関先に飾ったりして使われます。また「みたらし祭」では19時から湖上焚上神事が行われ、日吉大社や唐崎神社で書かれた水環境保全祈願の願い札のお焚き上げが行われます。

＜メディアからのお問い合わせ＞
うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会
電話：077-524-0153
メールアドレス：umigomi@bbc-tv.co.jp