<開催日変更>
青谷高校3年生によるムラサキウニ飼育試験の最終調査を実施します!
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会では、「青谷学」において高校生自身が自発的に取り組むウニ学習を支援してきました。このたび、飼育試験を終了し、最終調査として餌の種類による身入りや味を調査します。
2022.12.02
こちらのイベントは、都合により開催日が変更となりました。
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、青谷高校において行われている学習カリキュラム「青谷学」で「鳥取県の漁業」の課題に取り組む3年生6名を対象とした「ウニに触れ、ウニを学び、海について考える」ウニ授業プログラムを行うとともに、「青谷学」において高校生自身が自発的に取り組むウニ学習を支援してきました。
高校生は「青谷学」において、大量発生により藻場の消失をまねいているムラサキウニに注目し、養殖による利活用の可能性を探るため、10月から校内で飼育試験を実施していますが、このたび、飼育試験を終了し、下記のとおり最終調査として餌の種類による身入りや味を調査します。
なお、この取組みは、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海の問題について学び、体験し、考えていくもので、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として継続的に支援を行ってきたものです。
青谷高校3年生によるムラサキウニ飼育試験の最終調査を実施
<日程>
2022年12月13日(火)14:00~16:00 ←当初より開催日が変更となっています
<会場>
鳥取県立青谷高等学校 3階 環境実習室(鳥取県鳥取市青谷町青谷2912)
<実施者>
鳥取県立青谷高等学校 3年生6名
(地域の課題を生徒自らが目を向け行動する学習カリキュラム「青谷学」において実施)
<支援者>
海のプロフェッショナルである当実行委員会の古田事務局長
<内容>
(1)異なる餌(キャベツ、ブロッコリー、レモン皮、ミカン皮)で飼育したムラサキウニ(各10個体)を割って身入り率を測定
(2)試験区ごとの味を比較(食味試験)
(3)測定後の生殖腺を使い。簡単なレシピ(ウニクリームパスタを予定)で試食
<参考 青谷高校3年生による「青谷学」におけるムラサキウニ学習の経過>
(1)青谷地域の課題として、昨年度、新聞に掲載されたムラサキウニによる藻場の消失に着目。
(2)課題の詳細を学ぶため、漁業関係者(鳥取県漁協)を招聘し、ムラサキウニの生態や藻場への影響、県内での対策について学習(5月24日)
(3)ムラサキウニの大量発生現場を実際に確認するため、スノーケリングで青谷町井出ヶ浜海岸の岩礁域を観察(8月9日)
(4)藻場を守るためのウニ駆除活動の一方で利活用のための漁港内養殖を手掛ける同町長和瀬漁港を視察し、漁業者より取組みを聞き取り(9月9日)
(5)海から離れた地域でも飼育可能な閉鎖循環方式での飼育試験を開始。(10月4日)
<メディアからのお問い合わせ>
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
一般社団法人海と食文化フォーラム(事務局:鳥取県漁業調整課)
電話番号:0857-26-7339