海辺の教室in福岡・糸島 姉子の浜 姉子の浜「鳴き砂」福吉中学校で一緒に学ぼう!
九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センターは、2022年10月19日と10月21日に海辺の教室in福岡・糸島 姉子の浜を開催いたします。
2022.10.06
九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センター(以下 環境センター)は、2022年10月19日と10月21日に海辺の教室in福岡・糸島 姉子の浜を開催いたします。
姉子の浜は、玄海国定公園 鹿家海岸にあり、砂の上を歩くと、きゅっきゅっという不思議な音がすることから「鳴き砂」「鳴り砂」と呼ばれています。福吉校区は、砂浜の天然記念物の指定、校区による海岸清掃の毎月の継続と砂浜の保全の先進地です。環境センターでは2020年より糸島市福吉コミュニティセンターを通じて、福吉中学校や地域の方々と、鳴き砂の学びをしてきました。
10月19日に福岡県糸島市立福吉中学校の教室で1年生を対象に、鹿家海岸・姉子の浜の鳴き砂の総合的学習を行います。鳴き砂から、地域の自然条件がみえてきます。10月19日は座学を行います。清野聡子准教授と気象学専門の西山浩司助教が、姉子の浜の特徴と前向きな話もしながら、恵を享受するには禍も理解することで、鳴き砂から始まって福吉全体が理解できるようになることを一緒に学んで行きます。10月21日は、現地へ赴き、福吉校区振興協議会会長の横尾俊一氏に砂の鳴かせ方のレクチャをしていただきます。
鳴き砂があるのは、地質や海の自然条件によります。しかし、海岸の環境保全ができないと鳴き砂が消えたり、鳴かなくなることが知られています。そのため、鳴き砂の維持には地域住民の力が重要になります。福吉校区の鳴き砂維持の知恵を学んでいきたいと思います。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海辺の教室in福岡・糸島 姉子の浜「鳴き砂」
<日程>
2022年10月19日(水)9:00~9:50
2022年10月21日(金)14:20~14:50
<会場>
10月19日 福岡県糸島市立福吉中学校
10月21日 福岡県糸島市二丈鹿家(糸島市観光協会二丈パーキング集合)
<内容>
10月19日(水)9:00~9:50 糸島市立福吉中学校
講師:九州大学大学院工学研究院環境社会部門生態工学研究室 清野 聡子准教授
九州大学大学院工学研究院環境社会部門水・資源循環システム学 西山 浩司助教
10月21日(金)14:20~14:50
講師:福吉校区振興協議会会長 横尾俊一氏
<メディアからのお問い合わせ>
九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センター
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