一般社団法人Blue Commons Japanは、この夏、中高生を対象とする海洋教育プログラム「海のコミュニケーターになろう」を開催します。

プロの水中カメラマンの指導を受けた函館・近郊の中学生・高校生が海に潜って水中撮影し、映像制作と、映像を使った小学生向け授業に挑戦する講座です。プールでの講習や編集作業などを含む全8日間の日程のうち、中高生が実際に海に潜って撮影を行う8月14日（月）を報道公開日として設定いたします。

この講座は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「海のコミュニケーターになろう」とは
TBS「世界遺産」やNHK「ダーウィンが来た!」などの水中撮影を担当している日本トップクラスの水中カメラマン佐藤長明さんの指導を受け、中学生・高校生が海に潜って水中撮影し、映像を通して海の魅力を伝える「コミュニケーター」となる講座です。数名ずつのチームに分かれ、自分たちでテーマを決めて撮影・編集を行い、最終的に自分たちで作った映像を用いて「はこだてみらい館」で小学生向けの「海の授業」を行うことを目指します。

海洋教育講座「海のコミュニケーターになろう」報道公開
＜日程＞
2023年8月14日（月）9:30～16:00
※悪天候で中止の場合は翌15日（火）に順延します
＜会場＞
北海道大学 臼尻水産実験所 の前浜（北海道函館市臼尻町152付近）
※JR函館駅より車で50分
＜スケジュール＞
09:30～　準備開始、事前レクチャー
10:30～12:00　1回目潜水
12:00～13:30　昼休憩、映像確認、2回目準備
13:30～15:30　2回目潜水
15:30～16:20　着替え、映像確認
16:20　現地出発
＜講師＞
水中カメラマン　佐藤長明さん
クオリティの高い写真・動画によって、生態観察と撮影の楽しさを広めている北の海の伝道師。函館・南茅部地区を拠点に、北海道や東北など北の海を中心に撮影している。
＜受講者＞
一般公募で選んだ函館・近郊在住の中学生と高校生（中学生7人、高校生1人）

【参考資料】「海のコミュニケーターになろう」実施概要
＜目標＞
1.海をリアルに体験する
2.自分や、自分の住むまちと「海とのつながり」を知る
3.小学生に海を伝える取組みを通じ、海の未来を考える
＜日程・内容＞
◎全8日間の連続講座
■7月27日（木）10：30～15：00
授業【1】　函館×海×人のつながりについて
授業【2】　プロ水中カメラマンの映像と解説で学ぶ「函館近海」
場所：Gスクエア（函館市本町24‐1 シエスタハコダテ4階）
■8月8日（火）13：00～17：00
授業【3】　環境学博士による分かりやすい「海のお話」
ワークショップ【1】　映像制作の基本を学ぼう
場所：Gスクエア
■8月9日（水）10：00～17：00
ワークショップ【2】　映像で伝えたい海の魅力について考えよう
プール講習　スノーケリング技術、水中カメラの操作を学ぼう
集合・解散：Gスクエア
■8月13日（日）～15日（火）のうち2日間
函館市南茅部地区の海で海中撮影
※現地まで主催者が送迎（集合8時ごろ、解散17時ごろの予定）
■8月19日（土）・26日（土）10：00～17：00
ワークショップ【3】　映像編集「小学生に海の魅力を伝える映像をつくろう」
場所：当法人オフィス（函館市旭町6-14）
■9月16日（土）または30日（土）※日程調整中
実習　小学生向け授業にチャレンジ
場所：はこだてみらい館
＜講師＞
◎水中カメラマン　佐藤長明さん
◎環境学博士　水井涼太さん
いつまでも美しく豊かな海と暮らしていける社会の構築を目指して活動するNPO法人ディスカバーブルー代表理事。海を活かした地域振興や海の環境保全・社会教育などに精力的に取り組む。
◎ほか、当法人スタッフ

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