スポGOMIワールドカップ2023日本代表「スマイルストーリー」とコラボ!“未利用魚”の信濃川の鮭を使ったフィッシュバーガーを開発
一般社団法人 海と日本プロジェクトin新潟実行委員会は、「スポGOMIワールドカップ2023」に日本代表として出場し準優勝を果たしたスマイルストーリーと連携し、採卵後に捨てられてしまう信濃川の鮭(未利用魚)を活用したコラボフィッシュバーガーを開発。先月、新潟県が主催する環境イベントの会場で限定販売し100個を完売。今後もイベント出展などで販売予定です。
2024.01.12
一般社団法人 海と日本プロジェクトin新潟実行委員会は、11月に開催された「スポGOMIワールドカップ2023」に日本代表として出場し、準優勝を果たしたスマイルストーリー(新潟市西区)と連携し、採卵後に捨てられてしまう信濃川の鮭(未利用魚)を活用したコラボフィッシュバーガーを開発しました。先月、新潟県が主催する環境イベントの会場で限定販売し100個を完売。今後もイベント出展などで販売予定です。
この活動は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2023年12月23日(土)に新潟県が主催した「にいがた環境フェスティバル2023」の会場でひときわ注目を集めたのが、スポGOMIワールドカップ2023日本代表「スマイルストーリー」の特設ブースです。ワールドカップ準優勝チームの責務として、これまで以上に海洋環境問題を発信していきたいとのチームの想いを受けて、(一社)海と日本プロジェクトin新潟実行委員会が連携し、未利用魚である信濃川の鮭を活用した「チャンピオンバーガー」の開発を行いました。
チームの母体「一般社団法人スマイルストーリー」は、1年以上前から未利用魚と呼ばれる魚の利活用を課題としていて、地元漁協や行政の協力も得ながら活動してきました。今回、信濃川を遡上したメスの鮭が採卵後に廃棄されていることを知り、この利活用の方法として「チャンピオンバーガー」と名付けたフィッシュバーガーの開発に至りました。次回のスポGOMIワールドカップにて“世界チャンピオンになる”と、プロジェクト事務局とともに決意を込めた命名です。
イベント当日は、スマイルストーリーの綱本麻利子(つなもとまりこ)代表が総合学習の講師を務める、新潟市立五十嵐(いからし)小学校の4年生約50名が会場ブースを訪れ、販売を手伝い、未利用魚について学んだ成果の発表も行いました。チャンピオンバーガーは、2024年春に行う販売会などで数量限定で1,000個を販売予定です。
<コラボフィッシュバーガー概要>
商品名
チャンピオンバーガー
発売日
2023年12月23日(土) ※次回は2024年2月を予定
販売価格
600円(税込)/個
概要
信濃川を遡上したメスの鮭は採卵後、身に脂や旨味が無いとして廃棄されてきましたが、ミンチ状に細かくした身を練り固めてフライにすることで肉のような食感とボリュームが出て美味しく生まれ変わります。ケチャップとマヨネーズで味付けし、玉ねぎをトッピング、地元パン店のバンズではさんだ食べ応えのあるフィッシュバーガーです。
販売場所
2024年2月に新潟市内で販売会を予定しています。