海ノ民話のまちプロジェクト 2023年度25の民話 アニメ化決定!子供たちに語り継ぎたい「海ノ民話」をアニメーションに
2023.05.26
2023年度認定地域:北海道羽幌町、青森県外ヶ浜町、宮城県南三陸町、秋田県男鹿市、山形県酒田市、福島県新地町、千葉県船橋市、東京都足立区、富山県射水市、石川県七尾市、福井県小浜市、山梨県富士川町、長野県塩尻市、静岡県浜松市、三重県鳥羽市、滋賀県高島市、兵庫県淡路市、鳥取県大山町、島根県江津市、広島県福山市、徳島県鳴門市、愛媛県西条市、高知県中土佐町、長崎県東彼杵町、宮崎県日向市
一般社団法人日本昔ばなし協会が2018年から推進する「海ノ民話のまちプロジェクト」は、海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子供たちに伝え語り継ぐことを目的とする活動です。
活動6年目となる2023年度は、「海」にまつわる民話や「海」が関係している内陸を舞台とした25の民話をアニメ化します。また、それら民話が伝承されているエリアを「海ノ民話のまち」として認定します。
海ノ民話アニメーションは完成後、公式サイト( https://uminominwa.jp/ )で公開します。
日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーと込められた「思い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションにすることで、次の世代を担う子供たちへ、そして、さらに次の世代へと語り継いでいきます。
このプロジェクトは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
※過去に制作した海ノ民話アニメーション・タイトル画像の一例
■2023年度認定地域と、制作する海ノ民話アニメーションのタイトル
エリア |
市町村 |
民話名 |
北海道 |
羽幌町 |
島の天狗さま |
青森県 |
外ヶ浜町 |
かんだ蟹 |
宮城県 |
南三陸町 |
神割り岩 |
秋田県 |
男鹿市 |
黒神と赤神の戦い |
山形県 |
酒田市 |
トドの恩返し |
福島県 |
新地町 |
鹿狼山の手長明神 |
千葉県 |
船橋市 |
雪どけ塚の白ヘビ |
東京都 |
足立区 |
千住大橋と大亀 |
富山県 |
射水市 |
鯨神輿 |
石川県 |
七尾市 |
蛸神さま |
福井県 |
小浜市 |
西小川十一面観音菩薩 |
山梨県 |
富士川町 |
まりつき唄 |
長野県 |
塩尻市 |
善知鳥峠 |
静岡県 |
浜松市 |
奥浜名湖の鵺伝説 |
三重県 |
鳥羽市 |
海女のともかづき |
滋賀県 |
高島市 |
しこぶちさん |
兵庫県 |
淡路市 |
別当の潮 |
鳥取県 |
大山町 |
だいせんの阿弥陀さま |
島根県 |
江津市 |
キュウリの神さまと山辺神社 |
広島県 |
福山市 |
百貫島物語 |
徳島県 |
鳴門市 |
鳴門の太鼓 |
愛媛県 |
西条市 |
地蔵が浜 |
高知県 |
中土佐町 |
海に沈んだ鬼 |
長崎県 |
東彼杵町 |
琴の海の天女 |
宮崎県 |
日向市 |
お金ヶ浜とお倉ヶ浜 |
※タイトルに関しては、今後脚本制作をしていく上で変更になる場合がございます。
<認定委員長(プロジェクト実行委員長)>
沼田 心之介 (監督/プロデューサー)
2012年4月株式会社トマソン 入社
「ふるさと再生日本の昔ばなし」音響監督、脚本、演出担当
「ふるさとめぐり日本の昔ばなし」からは監督も兼務。
「けものフレンズ2」アニメプロデューサー
2019年12月 一般社団法人 日本昔ばなし協会 設立 代表理事
2021年 「歌うサッカーパンダ ミファンダ」アニメプロデューサー
<民話の選考基準>
【知恵】先人の豊かな海の学びが包含されている
【想像力】海の多様性と好奇心を喚起するもの
【資産】地域で大切に語り継がれてきたもの
【地域性】地域の海の風土や特色を表現しているもの
【継承性】地域の子どもたちに語り継ぐ機運があるか
■2023年度、海ノ民話のまちプロジェクトが予定する展開施策
1.実行委員会の設立
2.アニメ制作キックオフミーティング+ロケハン
3.アニメ制作協力(動画確認、関係者調整など)
4.アニメ完成報告表敬訪問
5.アニメ上映会・フィールドワーク
6.商品開発
7.二次的波及展開(構想)
8.イベント「海ノ民話サミット」
※今後の予定については決まり次第、認定エリアの当プロジェクト実行委員会より発表いたします。