2024年度「新たな灯台利活用モデル事業」の公募開始~調査検証コース(助成上限500万円)・利活用実施コース(同1,500万円)~
一般社団法人海洋文化創造フォーラムは、灯台の存在価値を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的に、灯台の調査や施設整備などに取り組む団体を支援する「新たな灯台利活用モデル事業」の公募を開始します。
2024.04.15
一般社団法人海洋文化創造フォーラムは、灯台の存在価値を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的に、灯台の調査や施設整備などに取り組む団体を支援する「新たな灯台利活用モデル事業」の公募を開始します。
本事業は、従来の役割が広がりつつある灯台の存在意義について考え、灯台を中⼼に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく日本財団「海と灯台プロジェクト」の一環です。
▼募集要項などのご案内(海と灯台プロジェクト公式サイト)
https://toudai.uminohi.jp/notification/post-7490/
応募締切:2024年5月15日(水)17:00
「新たな灯台利活用モデル事業」とは
主催:一般社団法人海洋文化創造フォーラム
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
実施目的:これまで近代航海技術の発展と共に海の安全を見守り続けてきた灯台は、GPSの発達などにより、従来の航路標識として中心的な役割を担う存在から、その役割や価値を改めて見直す必要が問われています。灯台が守り、見つめてきた海には、地域ごとにさまざまな物語があります。それらを灯台の価値とともに伝えていくことは、日本の海洋文化をより魅力的に、次世代に継承していくことにつながります。
本事業は灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的として実施します。
対象となる事業
海と灯台プロジェクトが取り組む3項目の達成に資する事業。コースは2種類。
<海と灯台プロジェクトが取り組む3項目>
1.航路標識としての役割が変化した灯台の存在意義や継承理由を正しく伝える
2.灯台が果たしてきた地域固有の役割や機能、存在価値を物語化する
3.灯台が持つ多様な価値と利活用の可能性について、戦略的に取り組む
<コース>
①調査検証コース…1事業あたり助成上限500万円
対象とする単体または複数の灯台固有の歴史や役割に関する調査を行うとともに、「海と灯台」を活かした新事業を立ち上げることを目指し、灯台利活用に関する仮説を設定し、持続可能性の向上に向けた検証を行う。
②利活用実施コース…1事業あたり助成上限1,500万円
対象とする灯台の存在意義を高め、海洋文化資産として未来に継承することを目的に、灯台や旧官舎等の施設の整備や、プログラム創出などを行う。
※のべ12事業程度を採択予定。
※いずれも、総経費に対する助成率は80%。
※新規で申請する場合、原則として「調査検証コース」の申請とする。
応募資格
幹事社1社(法人格を持つ企業または団体、地方自治体、観光協会、地域活性化事業等の実績を持つ任意団体のいずれか)と構成員からなるコンソーシアム。
※自治体の参加は必須ではない。
事業の実施以降も引き続き灯台の利活用に関する取り組みを続ける見込みのある団体であることを要する。
※他、応募資格の諸条件については募集要項を参照のこと。
事業期間
2024年6月17日(月)~2025年2月28日(金)
応募受付期間
2024年4月15日(月)~2024年5月15日(水)
※採択結果の通知は6月上旬(予定)
募集要項・提出書類フォーマット・実施事例集
リンク先から書類をダウンロードし、詳細をご確認の上、ご応募ください。
https://toudai.uminohi.jp/notification/post-7490/