美しい「灯台」のある土地には新たな「発見」がある 人気作家6人による知的好奇心に満ちた紀行集「灯台を読む」発売
日本財団「海と灯台プロジェクト」が全面協力した書籍『灯台を読む』が、2024年10月10日(木)、文藝春秋社より発売されました。本書は、現代日本文学を代表する6人の作家が全国各地の灯台を訪ね、歴史的・文化的・地域的な価値を文学的な視点で綴った紀行集です。作家の旅に同行したカメラマンによる撮りおろし写真も多数収録しています。
2024.10.25
日本財団「海と灯台プロジェクト」が全面協力した書籍『灯台を読む』が、2024年10月10日(木)、文藝春秋社より発売されました。本書は、現代日本文学を代表する6人の作家が全国各地の灯台を訪ね、歴史的・文化的・地域的な価値を文学的な視点で綴った紀行集です。作家の旅に同行したカメラマンによる撮りおろし写真も多数収録しています。
「海と灯台プロジェクト」を運営する一般社団法人 海洋文化創造フォーラムは、日本財団と海上保安庁が設定した「海と灯台ウィーク」(11月1日~8日)の関連企画として、本書の普及を応援しています。
本件をはじめ「海と灯台ウィーク」関連企画は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海と灯台プロジェクト https://toudai.uminohi.jp/
「灯台を読む」概要
灯台をゆけば日本の〈歴史〉と〈文化〉が浮かび上がる!
海と共に日本人の心に残る原風景の一つである灯台。現在、日本に約3,300基ある灯台は、船の安全を守るための航路標識としての役割を果たすのみならず、明治以降の日本の近代化を見守り続けてきた象徴的な存在でもありました。
建築技術、歴史、そして人との関わりはまさに文化遺産と言えるもの。灯台が今なお美しく残る場所には、その土地ならではの歴史と文化が息づいています。そんな知的発見に満ちた灯台を現代日本文学を代表する作家たちが訪ね、歴史的・文化的・地域的な価値を文学的な視点で綴った紀行集です。
「オール讀物」「クレアWEB」での好評連載中の企画をふんだんに撮りおろし写真を使って書籍化。「日本の近代灯台の父・英国人技師ブラントンとは何者か」「エルトゥールル号遭難事件からいまも繋がり続けるトルコとの縁」「ロシア遣日使節が越冬した根室のサウナが現代にも!?」……などなど、本書は小説家の知的好奇心に満ちた旅へ皆さまをお連れします。
「海と灯台ウィーク」プレゼント企画
2024年11月3日(日)に東京都内で開催される「海と灯台サミット」を観覧してくださった方に、特典として「灯台を読む」を1人1冊プレゼントいたします。観覧無料ですが、ネットからの事前申込みが必要です(先着順)。
「海と灯台サミット」の詳細、および観覧申込み方法については、「海と灯台プロジェクト」内の告知ページをご確認ください。
https://toudai.uminohi.jp/notification/post-7892/
商品情報
●書名 :灯台を読む
●著者 :安部龍太郎/門井慶喜/阿部智里/澤田瞳子/川越宗一/永井紗耶子
●判型・ページ数:四六判256ページ
●定価 : 1,760円(税込)
●発売日 :2024年10月10日
●ISBN :978-4163919034
※取扱店舗および販売サイトに関しては、下記ページをご確認ください。https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919034
目次
門井慶喜×瀬戸内海
鍋島灯台(香川県)
美保関灯台(島根県)
出雲日御碕灯台(島根県)
澤田瞳子×高知県
高知灯台(高知県)
室戸岬灯台(高知県)
足摺岬灯台(高知県)
阿部智里×紀伊半島
潮岬灯台(和歌山県)
樫野埼灯台(和歌山県)
安乗埼灯台(三重県)
川越宗一×北海道
神威岬灯台(北海道)
鷗島灯台(北海道)
恵山岬灯台(北海道)
永井紗耶子×静岡県
清水灯台(静岡県)
御前埼灯台(静岡県)
掛塚灯台(静岡県)
安部龍太郎×能登半島
能登観音埼灯台(石川県)
禄剛埼灯台(石川県)
生地鼻灯台(富山県)
立石岬灯台(福井県)
「海と灯台ウィーク」について
灯台記念日(11月1日)を機に全国一斉でさまざまな取り組みを行い、灯台への関心を高めたいとの思いから、2020年に日本財団と海上保安庁が制定。期間中、日本財団「海と灯台プロジェクト」を推進する(一社)海洋文化創造フォーラムが主体となり、共催の日本財団と海上保安庁、さらに全国60の「海と灯台のまち」参画自治体や灯台利活用に取り組む全国20団体などとともに、灯台の魅力発信イベントや灯台クリエイティブコンテストを展開します。11月3日には「海と灯台サミット」を東京で開催し、灯台活用事例発表、提言などを行います。
海と灯台ウィーク公式ページ https://toudai.uminohi.jp/toudai-week2024/