“魚をさばく”体験を通じて、日本人が培ってきた「海の食文化」を継承し 輪を広げるプロジェクト「日本さばける塾2024」全10エリア開催決定!
一般社団法人海のごちそう推進機構は、魚を実際にさばくことを入口に「海を味わう十の技法」による調理体験を通じて、地元に伝承される郷土料理、または新たな提案型の郷土料理を作り・学ぶ機会づくりをし、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げるプロジェクト「日本さばける塾2024」を実施。全国から地元の「海の食文化」を発信したい事業者を一般公募し、全10エリアでの開催が決定いたしました。
2024.12.05
一般社団法人海のごちそう推進機構は、魚を実際にさばくことを入口に「海を味わう十の技法」による調理体験を通じて、地元に伝承される郷土料理、または新たな提案型の郷土料理を作り・学ぶ機会づくりをし、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げるプロジェクト「日本さばける塾2024」を実施しております。全国から地元の「海の食文化」を発信したい事業者を一般公募し、全10エリアでの開催が決定いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
「日本さばけるプロジェクト」公式WEBサイト:https://sabakeru.uminohi.jp/
<実施の背景>
日本周辺の海洋環境の変化により、各地で獲れる魚が変わっている今、馴染みのなかった魚を美味しく食べる術はどこに?そんな疑問に、日本の海の食文化は古くから答えてきました。全国に伝わるおいしい食べ方を共有することで、日本全体で豊かな海の食文化を守っていく。そのために伝えていきたいのが、魚を美味しく食べるための「海を味わう十の技法」です。
その技法とは、「切る」「煮る」「焼く」「揚げる」「蒸す」という「和食五法」に、海の恵みと向き合うために培ってきた、「締める」「醸す」「干す」「燻す」「漬ける」の調理技法を加えたものです。
「日本さばける塾」は、魚をさばくことを入口に「日本の海の食文化」の豊かさ・奥深さを体験する場を作ります。そして、地元で獲れる旬な魚介類を使用し「海を味わう十の技法」の調理方法で地元に根差した郷土料理に仕上げ、その価値と面白さを学ぶことを目的とします。
<海を味わう十の技法>
2016年から開催されている「日本さばける塾」は、今までに47都道府県すべてで開催実績があり、9年目の2024年度は、新たに10のエリアで、開催地にちなんだ魚種を選択し「海を味わう十の技法」を用いて、地元の郷土料理やオリジナル料理のレシピを作成します。また、今年初の試みとして障がい者を対象にしたさばける塾を開催するエリアも。12月15日(日)に長野県を皮切りに、全国10か所で開催予定です!
各エリアの開催日程は以下の通りです。
事業者名 (開催エリア) | 取り扱う魚種 | 完成料理 | 開催日程 |
株式会社 銚子丸 (東京都) | アジ・江戸前ネタ | なめろう・江戸前寿司 | 12月14日(土)
開催延期、実施日未定 |
一般社団法人 海と日本プロジェクト㏌長野 (長野県) | アジ・ブリ | アジのトマト煮ブルスケッタ添え(オリジナル)・塩ブリのみぞれ雑煮(郷土料理) | 12月15日(日) |
一般社団法人 とやまミライラボ (富山県) | いみずサクラマス | アクアパッツァ・煮焼き・カルパッチョ・すり身汁 | 1月18日(土) |
一般社団法人 海と日本プロジェクト㏌とっとり (鳥取県) | ばばちゃん
(タナカゲンゲ) |
ばばちゃん鍋・ばばちゃんの唐揚げ(天ぷら)・刺身 | 1月18日(土) |
くまもと海のミライ (熊本県) | イワシ・アジ | オリジナルだご汁(イワシのすり身だご汁)・アジのパン粉焼き | 1月25日(土) |
アエルグループ (愛媛県) | マダイ | 鯛そうめん・松山風鯛めし | 1月27日(月)/1月30日(木)/2月27(木)のうち1日 |
一般社団法人 海と日本プロジェクト岐阜 (岐阜県) | アユ | 鮎と岐阜県産しいたけのホイル焼き・鮎だしうどん・鮎の魚田 | 2月2日(日) |
宮城県東松島市 (宮城県) | サケ・アジ・カキ | 鮭のバター焼き・鮭のつみれ汁・鰺フライ・カキフライ | 2月2日(日) |
株式会社アノニギワイ (東京都) | タチウオ | 三種 太刀魚丼・太刀魚のなめろう(さんが焼き) | 2月9日(日) |
一般社団法人 ふくしま海と緑のプロジェクト (福島県) | サンマ・ホッキ貝・カツオ | サンマのポーポー焼き・ホッキ飯・カツオの揚げ浸し | 2月22日(土) |