「ごみ地層」の謎を解く!広げようあきたの海を守る活動の環 砂浜地層報告会を実施!
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、秋田県の海岸に季節的に出現すると言われる全国的にも珍しい「ごみ地層」に関しての調査を行いました。キレイな海を次世代へ繋ぐために、私たちが出来ることについて発表いたします。
2023.10.06
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、秋田県の海岸に季節的に出現すると言われる全国的にも珍しい、砂浜の斜面にごみが埋まっている層「ごみ地層」に関しての調査を、秋田の海岸沿いにある秋田県立大学・エコの環サークルの協力を得て行いました。
調査では、ごみが多く「ごみ地層」があると見られる場所を絞り込み、掘削してごみの量や種類などを調べました。5月と7月に掘削した地層からは、国内外から漂着した大小様々なプラスチックごみや発泡スチロール、ペットボトル、空き缶、空き瓶が回収されました。報告会では、生痕化石ともいわれる「ごみ地層」が秋田沿岸にできるメカニズムやごみの堆積状況、海洋プラスチック(マイクロプラスチック)が私達や海洋生物、海に及ぼす影響を報告すると共に、キレイな海を次世代へ繋ぐために、私たちが出来ることについてを発表します。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト: https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
公式SNS: https://twitter.com/akita_umi
数少ない貴重なごみ地層サンプルを基に慎重かつ丁寧な調査に取り組む学生達
5月、7月の調査で掘削した地中からは、ペットボトルや発泡スチロール、大量の小さなプラスチックごみなどが見つかりました。砂から草木を取り除き、ふるいにかけサンプルを採取。さらに採取したサンプルの 洗浄も行い、プラスチック素材は種類別に仕分けし、マイクロプラスチックについての調査も実施しました。3回目のごみ地層の掘削を予定していた7月15日、秋田の中心部を襲った記録的大雨で、複数の河川が氾濫、床上・床下浸水など被災家屋は過去最多の被害をもたらしました。7月、8月と相次いだ記録的な大雨の影響で「ごみ地層」が崩壊したこともあり、大雨前に採取した貴重なサンプルを基に慎重な調査作業となりました。この度、10月8日(日)に、本調査結果の報告会を実施いたします。
<イベント概要>
日時 |
2023年10月8日(日)12:30~ |
会場 |
秋田市 秋田市にぎわい交流館3Fホール 〒010-0001 秋田県秋田市中通1-4-1号 |
アクセス |
・秋田駅西口から徒歩10分 |
プログラム |
●12月8日(日)スケジュール |
参加方法 |
事前申し込み不要 |