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三重県の小学校で地元の海の課題を学び考えるイベントを開催!【学校給食連携イベント】

一般社団法人 旅する学校は、2024年2月19日に【学校給食連携イベント】身近な海で起きていることー島の海のためにできることを考えよう―を開催いたします。

2024.02.06

一般社団法人 旅する学校は、2024年2月19日に【学校給食連携イベント】身近な海で起きていることー島の海のためにできることを考えよう―を開催いたします。

三重県鳥羽市の離島、答志島は海との距離が大変近く、子どもの親も漁業従事者が多いのが特徴です。しかし、実際に海で起きていることを知らない子どもたちも多く、身近な海を背景に、海の課題を知り、ワークショップや学校給食を通して、未来へ繋げるために自分たちに何ができるか?を考えてもらいます。

海のごちそうプロジェクトinみえ熊野は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

プロジェクトホームページ:https://umigoti-mie.com

<本プロジェクトの目的>
豊かな自然に恵まれた三重県。中でも伊勢志摩から熊野古道へ続く海岸線は、イセエビやアワビ、サザエなどの海の幸の宝庫。そして彼らが生きるのになくてはならないのが海藻たちです。その海藻が海の森となる藻場(もば)をつくり、多くの生物たちにとって海のゆりかごとなっています。
しかし近年、三重県沿岸では、海の森の減少が急速に進んでいます。原因の一つは、地球温暖化や黒潮の大蛇行に起因する海水温の上昇によって海藻を食べる魚(植食性魚類)が増えていることにあります。
ところが、これらの魚たちは、あまり美味しくないイメージがあり、漁師さんも好んで水揚げせず、一般的に流通する機会も少ない魚たちです。
そこで私たちは、これらの魚たちを美味しく食するプロジェクトを通じて、漁師さんたちに積極的に水揚げしてもらい、海藻と魚たちの友好的なバランス関係を目指していきます。そしてこの取り組みを通じて、次世代を担う子どもたちと一緒に海から学び、考え、海といのちを未来へつないでいきます。

<イベント概要>
海のごちそう地域モデル事業inみえ熊野では、海藻の森(藻場)が減っていくいわゆる「磯焼け」の課題に取り組んでいます。当事業では、学校教育との連携にも力を入れており、今回、県内のモデルケースとして三重県内の小学校で、学校給食連携イベントを実施することになりました。磯焼けが起こる要因の一つである植食性魚類(シーベジたべるフィッシュと命名)を美味しく食べながら、海の課題(今回は磯焼け)について学ぶために、学校給食への食材の提供を行い、先生たちの協力を得て、子どもたちが食べやすいメニューを提供します。また今回は、給食で食してもらう前に、海の課題についての授業を行い、子どもたちは「身近な海でいま何が起きているのか」を学び、「みんなでできること」を考えます。

日時

2024年2月19日(月)11:30~13:00

会場

鳥羽市立答志小学校

三重県鳥羽市答志町941-1(鳥羽佐田浜港より市営定期船 和具港下船徒歩7分)

プログラム

授業対象:4・5・6年生(20名)

場所:3階音楽室

11:30〜12:15 授業(登壇:小野里)
「身近な海で起きていることー島の海のためにみんなでできることは?ー」
(説明30分、WS・発表15分)

12:35 給食提供

13:00 終了・取材対応など

給食提供

給食での提供メニュー「アイゴの旨フライ」

答志小学校(中村久美 校長・全校生徒41名)

答志中学校(橋本さゆり 校長・全校生徒26名)

※給食は全校生徒に配布されます