海の課題を楽しく学べる!「海のごちそう地域モデル事業」大分県で初始動!
一般社団法人 KIISAは、2023年6月1日より、日本財団「海と日本プロジェクト」が取り組む「海のごちそう地域モデル事業」を大分県佐伯市にて初展開することとなりました。
2023.06.19
一般社団法人 KIISAは、2023年6月1日より、日本財団「海と日本プロジェクト」が取り組む「海のごちそう地域モデル事業」を大分県佐伯市にて初展開することとなりました。「海のごちそう地域モデル事業」は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
■海のごちそう地域モデル事業で行うこと
佐伯市には”浦”というエリアが点在しており、人と海と山が織りなすその風景が、佐伯市の産業を支え、海を育み、人々の生活を豊かにしています。一方で、地域では浦の恵みが「当たり前」だと考えてしまい”浦”の「有り難さ」にフォーカスすることはそう多くありません。そのため、磯焼けなど海洋環境の変化に意識が向きづらい現状があります。
私たちは、磯焼けの主要因の一つであるアイゴを軸とし、地域でアイゴのムーブメントを作ることで、海の背景を伝え、普段意識しない”浦”の裏を知り、海の課題を「自分ごと」として考え、関わりをもとうとする人材を育む事を目指します。
■プロジェクト内容
1.キックオフイベントの開催
7月17日 (月・祝)の海の日にさいき城山桜ホールにて、トークセッションやアイゴの試食イベントを開催します。その他にも同日開催イベントも複数準備中です。
2.海の事を楽しく学べる海洋体験
8月20日(日)・26日(土)・27日(日)の3日間、大分県佐伯市米水津地区にて子ども向けの海洋体験イベントを実施いたします。アイゴや藻場などを実際に見て、楽しみながら学べるイベントとなっております。
3.アイゴを使った新メニューの開発
佐伯ならではのアイゴの食べ方を提案すべく、地元の飲食店シェフなどと連携し、アイゴメニューを開発します。
4.佐伯市の飲食店と連携
地元のシェフと開発した新メニューを佐伯市内20店でのアイゴメニュー提供を予定しています。10月2週目から実施予定です。
5.学校給食連携
10月1週目に佐伯市内小学校でのアイゴメニュー提供を予定しています。
この活動を通して、海や佐伯市の浦などに関する、地域にとって有益な情報発信、イベント実施、開発商品の販売、提供を行い、地域から求められ協力してもらえる継続的なプロジェクトを目指します。今年度だけの活動ではなく、来年度も様々な取り組みをしていく予定です。