フグを通して海の未来を考えよう!「未来ふくふく調査隊」が知事に提言!
海と日本プロジェクトinやまぐち 未来ふくふく調査隊 として活動した小学生は、この夏、3回にわたってフグに関する様々な調査を行いました。調査結果を提言として伝えるため、この度、山口県村岡知事を訪問します。
2019.08.19
山口県を代表する魚と言えば取扱量日本一のフグです。地元では福にちなみ“フク”と呼びますが、天然ものは乱獲や環境破壊によって減少傾向にあります。また温暖化の影響かフグの生息域が変化し、有毒部位がはっきりしない交雑種の増加も懸念されています。
そこでフグを通して海の未来を考えようと県内の小学5、6年生45人で「未来ふくふく調査隊」を結成し、山口県内海栽培漁業センターや海響館、フグ専門の南風泊市場などで調査を行いました。今回は、調査を踏まえてまとめた提言を、山口県の村岡知事に伝えます。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海と日本プロジェクトinやまぐち 未来ふくふく調査隊 知事に提言!
<日程>
2019年8月23日(金)10:00~10:30
<場所>
山口県庁知事応接室
<参加者>
海と日本プロジェクトinやまぐち 未来ふくふく調査隊 として活動した小学生
<内容>
未来ふくふく調査隊のメンバーは6月、7月、8月と3回にわたって、フグに関わるさまざまなことを調査しました。フグの赤ちゃんを育てている山口県内海栽培漁業センターを訪問したり、世界一ともいわれる100種類のフグコレクションを誇る海響館を見学したり。このなかではフグ刺しの天然と養殖の食べ比べや南風泊市場独特の袋セリ体験も行いました。
調査して考えたことは手作りの新聞にまとめ、8月5日(月)にこの新聞を持ち寄ってワークショップを行いました。そしてフグを通して学んだ“海の現状”、“このままだとどうなる”、“どうしたらいいのだろう”の3つのテーマで話し合い未来ふくふく調査隊としての提言をまとめました。今回その提言を山口県村岡知事に直接伝えます。
<お問い合わせ>
海と日本プロジェクトinやまぐち実行委員会事務局(山口放送企画事業部)
電話:0834-31-9300
メールアドレス:kikaku@kry.co.jp