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~プラスチックの海洋流出問題の解明を目指す「アルバトロス」プロジェクト~日本の河川・湾岸マイクロプラスチック等浮遊状況 100 カ所調査結果 記者説明会のご案内

株式会社/一般社団法人ピリカ(以下、ピリカ)は、2019年6月より、日本国内の河川・湾岸100カ所において、プラスチック片の流出経路や製品・用途等の解明を目的とした調査「マイクロプラスチック等の浮遊状況調査」を実施しました。この調査で得たデータと示唆をまとめたレポートを2020年3月25 日(水)に公開します。

2020.03.19

株式会社/一般社団法人ピリカ(以下、ピリカ)は、2019年6月より、日本国内の河川・湾岸100カ所において、プラスチック片の流出経路や製品・用途等の解明を目的とした調査「マイクロプラスチック等の浮遊状況調査」を実施しました。この調査で得たデータと示唆をまとめたレポートを2020年3月25 日(水)に公開します。これに伴い、報道機関の皆様に向けた説明会を実施します。ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上、ご出席くださいましたら幸いです。返信フォーマットに必要事項をご記入の上、2020年3月23日(月)までにご返信くださいますようお願い申し上げます。

プラスチックの海洋流出は、政治・経済にまたがる深刻な問題として全世界的に大きな注目を集め、2019年は日本においてもレジ袋の有料化が一部の事業社で始まるなど、生活シーンへの影響も高まっています。一方で、その流出経路やどのような製品・用途のプラスチックが流出しやすいのか?といった観点での問題特定は十分にされていません。
ピリカは、この問題の解決に向けて、まず流出源における実態解明が必要だと考え、2016年度よりこのテーマに取り組み、河川・港湾でのプラスチックの採取~成分分析・特定までを可能にする調査手法を開発。2018年度には東京・大阪・米国ニューヨークの都市部で調査を行い、流出している製品カテゴリを2つ特定しました。
2019年度は、調査エリアを拡大し、関東・中部・北陸・関西・九州・沖縄エリア内の100カ所で調査を実施。今回の説明会では、各地でどのようなプラスチックを採取したか、都市部と農村部等の地域特性を踏まえての考察等をご説明する予定です。また、2018年度の調査で日本の河川への流出が明らかになった「人工芝生」について、流出源調査のご報告させていただきます。尚、本事業は、株式会社ピリカが技術協力を行い、一般社団法人ピリカが「海と日本PROJECT」の一環として「日本財団」、並びに「環境再生保全機構 地球環境基金」から助成を受けて実施して参りました。

【実施概要】
<日時>
2020年3月25日(水)14:30~16:00(会場受付開始 14:00~)
<会場>
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、本記者説明会はリアル・オンライン同時に開催します。
・ 現地会場:TKP 東京駅セントラルカンファレンスセンター12階Fルーム
https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tokyoeki-central/access/
※当日、現地にてご参加いただける場合、フォーマットにご記入のうえご返送をお願いします。
・ オンライン:Web 会議ツール「ZOOM」でリアルタイム配信 当日ご視聴用URLはこちら
※ZOOMについて:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
<発表会プログラム>
1. 主催者挨拶(代表取締役社長 小嶌不二夫)
2. プラスチックの海洋流出問題の解明を目指す「アルバトロス」プロジェクトご説明
└ 調査装置・検出したマイクロプラスチックのサンプル公開
3. 開示データおよびレポートのご説明
4. 新規プロジェクト「人工芝生流出源調査」のご説明
※個別取材は会見終了後に現地会場にてお受けします
<2019年度の調査について>
ピリカでは2019年6月より、「マイクロプラスチック等の浮遊状況調査」を日本国内合計100カ所で実施。実施エリア・地 点数を拡大することにより、産業などの地域特性とプラスチックの流出実態との相関関係等を捉え、プラスチックの海洋流出問題における研究や問題解決の促進を目指します。調査の結果および考察内容を2020年3月25日よりオープンデータで公開します。
<調査箇所>
関東(43カ所)、関西(15カ所)、中部(11カ所)、北陸(11カ所)、九州(10カ所)、沖縄(10カ所)
<お問い合わせ先>
株式会社/一般社団法人ピリカ 広報担当 中川
電話:080-3278-8323
メールアドレス:info@pirika.org

<登壇者プロフィール>
小嶌不二夫
株式会社ピリカ/一般社団法人ピリカ 代表取締役社長/代表理事
1987年富山生まれ、神戸育ち。大阪府大(機械工学)卒。京大院(エネルギー科学)を半年で休学し、世界を放浪。道中に訪れた全ての国で大きな問題となりつつあった「ごみの自然界流出問題」の解決を目指し、2011年に株式会社ピリカを創業。ピリカはアイヌ語で「美しい」を意味する。

<団体概要>
ピリカは、ごみ問題から環境問題の解決に取り組むベンチャー企業です。2011年に京都大学の研究室で生まれました。 これまで世界100カ国から1億個以上のごみを回収した世界最大規模のごみ拾SNS「ピリカ」の開発・運営、AIを用いた画像認識技術で、ポイ捨てごみの分布や深刻さを計測できるシステム「タカノメ」などを開発し、ポイ捨てごみ問題をはじめとする様々な環境問題の克服に取り組んで参りました。2016年からマイクロプラスチックによる海洋汚染問題の解決に向けたプロジェクトを開始。2018年には、非営利の調査事業などを対象とした一般社団法人ピリカを設立しました。

団体名称 : 株式会社ピリカ/一般社団法人ピリカ
本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿1-7-2 エビスオークビル2、41号室
代表取締役/理事 : 小嶌 不二夫
活動内容 : ごみ拾いSNS「ピリカ」の運営/ポイ捨てごみの調査など / URL:https://corp.pirika.org/

<「アルバトロス」プロジェクトについて>
ピリカでは、プラスチックの海洋流出問題の解決には流出経路と用途の観点から問題を絞り込んだうえで対策を検討することが必要だと考え、2016年冬よりプラスチックによる海洋汚染問題の実態解明を目的とした調査プロジェクト「アルバトロス」を開始しました。その一環として2018年、河川、港湾でも活用可能な水中に浮遊するプラスチック片の採取手法の考案、さらにプラスチック片の成分分析・特定までを一貫して行う調査手法を開発。関東・大阪・米国ニューヨーク市38箇所の河川・港湾で実調査を行いました。2018年10月よりオープンデータとして公開しています。プラスチック片の河川からの流出状況の仮説に加え、採取したプラスチック片に2つの製品カテゴリ(人工芝生、農業用肥料カプセル)が含まれることを特定しました。