森が育む海や川の豊かさを学ぶ体験学習 しまねオーシャンズ11「島根の森と水わくわく教室」8月17日 開催!
県内の全11町村を中心に先月組織された「しまねオーシャンズ11実行委員会」では、地域にある豊かな水を中心とした環境を財産と捉え、ふるさとの未来を担う子供達が活用方法を考える機会を創出し、地域の存続にも寄与する活動を実施します。
2019.08.13
島根県内11町村は人口減少などの課題を抱えています。人の暮らしがなくなることで、地域の自然環境や文化を維持していくことが困難になっています。県内の全11町村を中心に先月組織された「しまねオーシャンズ11実行委員会」では、地域にある豊かな水を中心とした環境を財産と捉え、ふるさとの未来を担う子供達が活用方法を考える機会を創出し、地域の存続にも寄与する活動を実施します。
この活動として、11町村を中山間地域・県西部地域・隠岐地域に分け、各エリアで地域の抱える問題や、魅力を学ぶ体験学習を開催しています。このうち、県民の森と神戸川をフィールドとして2019年7月24日に取り組んだ体験学習「しまねオーシャンズ11・島根の森と水わくわく教室」では、豊かな川や海を育むためには、健全な森が欠かせない事や、健全な森をつくるためには、人が森に適切に関わることが大切だと学びました。
今回、県民の森・木工室で開催するワークショップでは、先月に学んだ成果をまとめ、環境メッセージを書き込んだ間伐材のカードを作ります。また竹筒に入れ炭火で焼いた米粉ケーキと、飯南町に自生するクロモジを使ったお茶を作ります。中山間地域の資源であり、問題ともなっている“木”を生かしたアイテム作りを通して、森への関りや利用について考え、広い視野を持って環境問題を捉えることのできる子供たちの育成に取り組みます。
しまねオーシャンズ11「島根の森と水わくわく教室」~森が育む海や川の豊かさを学ぶ体験学習~
<開催日時>
2019年8月17日(土)10:00~15:15
<開催場所>
県民の森・木工室(飯南町)
<対象>
小学生5・6年生を中心に飯南町・松江市などから12名が参加
<内容(学習テーマ)>
・豊かな川や海を育むためには健全な森が欠かせない事や、健全な森をつくるためには、人が森に適切に関わることが大事だということを学びます。
・中山間地域の資源であり、問題ともなっている“木”を生かしたアイテム作りを通して、森への関りや利用について考えます。
<お問い合わせ>
しまねオーシャンズ11事務局(TSK山陰中央テレビ内)
電話:0852-20-8888(月~金9:30~18:00)
メールアドレス:umi-shimane@tsk-tv.co.jp