この度、ウミ学プロジェクト実行委員会は、九州3地区の小学校（長崎・大分・鹿児島）の5～6年生の児童たちに「地元の出汁」についての学習・体験を通して自分たちが住む地域の海の問題やその問題について自分たちにできるものは何か学んでもらう取り組みを開始いたします。これは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とをつなぐ “日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日本財団「海と日本プロジェクト」が本年度行った調査によると、10代の4割が“この１年海に行っていない”と回答しました。一方、海では、プラスチックごみ等による海洋汚染や、乱獲などによる漁獲量の減少などが深刻化しており、子供達が成長した時に食べられなくなる魚がいくつもあるといわれています。そこで、「ウミ学プロジェクト」を通して、地元の海の大切さ・魅力について子どもたちに考えてもらい、海を未来へ引き継ぐ行動のきっかけづくりを目的に、3県合同プロジェクトをスタートさせました。長崎県では長崎精道小学校で、長崎の「アゴ（飛魚）」「アゴ（飛魚）出汁」を学習します。つきましては、2019年10月4日（金）に第2回実地研修「アゴ出汁製造・流通を学ぼう」を開催いたします。

3県合同プロジェクト「ウミ学プロジェクト」第二回実地研修「アゴ出汁製造・流通を学ぼう」
＜開催日＞
2019年10月4日（金）
＜開催場所＞
長工醤油味噌協同組合 大村工場（長崎県大村市溝陸町815）
＜対象＞
長崎精道小学校 生徒
＜内容＞
第二回実地研修「アゴ出汁製造・流通を学ぼう」工場見学
＜お問い合わせ＞
ウミ学プロジェクト実行委員会（長崎文化放送 東京支社）
電話：03-5565-5015