海を思い描いたアートに触れて、海へ思いを馳せてみよう
海ごみを再利用したオブジェや理想の海を描いた未来図など、海アートは多彩!
2020.05.27
ステイホーム期間中のスペシャル企画のひとつ「泳げ!お魚プロジェクト」には、想像以上にたくさんの作品が寄せられました。
子どもたちが描いてくれたイラストは、どれも海への思いが伝わるものばかりです!どうぞ地元のCMにご注目ください。
子どもたちはもちろん、これまでにも海を思う「作品」作りは、全国各地で行われてきました。学生やプロの作品が展示される機会も少なくありません。
アートを通じて海への思いを膨らませるのも、海の楽しみ方のひとつ。
今回は、そんな海のアート作品をご紹介します。
メッセージを宿した海ごみアート「マレビト」
大きな大漁船!? 実はこの作品、市民による陸奥湾一斉清掃で回収したごみで製作されています。アーティスト木戸永二氏が製作したものでタイトルは「マレビト」。どこか厳かな雰囲気さえ漂います。
汚れてしまった世界に住む私たちに何かを告げようと、海の向こうから訪れた使者…なのかもしれません。
産官学民連携 むつ湾クリーンアッププロジェクト
子どもたちが描いた「海のことが好きになれるまち」
こちらの作品の大きさは、なんと12メートル四方。子どもたちが自分たちの住む福岡の海が「どうしたらもっと素晴らしいものになるか」とひと夏を通じて学び、考えてつくったランドスケープ模型です。自由なアイデアと情熱でつくりあげた、体育館いっぱいに海が広がる大作でした。
海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」プロジェクト
広々としたビーチをキャンバスにのびのび砂アート
作品の大きさでいえば、ビーチに描いた巨大な砂アートも誕生しました。これは各地の海で開催している「砂ASOBeach」イベントに参加した子どもたちが作ったもの。広い砂浜に海の生き物やメッセージを描き、はるか上空からドローンで撮影しています。広い砂浜をキャンバスにした、のびのびとした作品です。
砂ASOBeach in おんじゅく
環境への行動を大きな目で見張る「番人」
フクロウをモチーフにしたこの作品は、富山大学芸術学部の学生たちが、地元の海で拾い集めた漂着物を使って、思い思いに製作した作品群のひとつです。タイトルは「番人」。闇夜でも眼光鋭いフクロウの目を拾った電球で表現していて、その大きな目で人間の環境に対する行動を見張っているようです。
大学生が漂着物を使ったアート作品を制作
作者の海への思いに触れて、みなさんは何を感じるでしょうか。
一緒に、海へ思いを馳せてみませんか?