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「ブルーフラッグ」は誰もが安心して楽しめる美しい海の証です

世界47国で取得されている国際環境認証。2021年は国内5箇所のビーチが認証を取得!

2021.07.15

「ブルーフラッグ」は誰もが安心して楽しめる美しい海の証です

みなさん「ブルーフラッグ」という言葉を聞いたことはありますか?
ブルーフラッグは、ビーチやマリーナの持続可能な発展の実現を目指した世界的な環境認証で、フランスで誕生し、2001年に国際プログラム化されました。
FEE(環境教育基金)がUNEP(国連環境計画)やUNW TO(国連世界観光機関)等と連携して推進するプログラムで、いまでは世界約5,000箇所の自治体や管理者が認証取得に取り組んでいます。

日本では2016年に、福井県の若狭和田海水浴場と神奈川県の由比ガ浜海水浴場がアジア初の取得を果たし、2021年現在は4県5つのビーチが認証を取得しています。

この認証を取得するためには、水質、環境教育と情報、環境管理、安全等のカテゴリーで33もの基準をクリアしなければなりません。
厳しい審査を経てブルーフラッグを取得したビーチは、「管理がしっかり行われていて安全で快適、環境教育の場としても機能していて、誰もが楽しめる美しいビーチ」であるということ。ブルーフラッグ(青い旗)は、世界共通の「安心のしるし」なのです。
これからは、全国の海にブルーフラッグが増えるかもしれません。ぜひ注目してみてください。

限りなく透明な遠浅の海が広がる「若狭和田海水浴場」

2016年に日本初・アジア初の認証を受けたビーチの1つが、福井県の若狭和田海水浴場です。白い砂浜とどこまでも透明な遠浅の海が広がる海は、まさにマリンリゾートのイメージ。海と日本プロジェクトinふくいでも、ごみ拾い活動や海を守るための学習会「若狭たかはま海の調査隊」など、さまざまな活動に取り組んでいます。
限りなく透明な遠浅の海が広がる「若狭和田海水浴場」
海と日本プロジェクト 推進リポーターの坪田です!

リニューアルで生まれ変わった「須磨海岸」

2019年には兵庫県の須磨海岸もブルーフラッグを取得しました。2015年からのリニューアル工事で遊歩道や各種施設の設置、ライフセーバーの活動支援なども行われ、誰もが安心して利用できる海水浴場に生まれ変わったのだとか。広くなった砂浜はイベントのほか憩いの場としても広く利用されています。
リニューアルで生まれ変わった「須磨海岸」
ひょうご海ライブ2019第1回「須磨海岸がブルーフラッグ取得」

九十九里エリアの「本須賀海水浴場」はサーファーにも人気

千葉県初の認証は、九十九里地域イチの規模を誇る本須賀海水浴場。今年は海水浴場の開設は見送られるそうですが、海水浴のほかサーフィンでも賑わう人気のビーチです。2019年の認証の際は山武市役所で会見が行われ、喜びの声とともにフラッグのお披露目がされました。
九十九里エリアの「本須賀海水浴場」はサーファーにも人気
国内3か所目、千葉県内初の国際認証取得「ブルーフラッグ」取得 山武市の本須賀海水浴場

神奈川県では「由比ガ浜海水浴場」に続き2021年に「鵠沼海水浴場」も

2016年の由比ガ浜海水浴場に続き、2021年は片瀬西浜鵠沼海水浴場も、神奈川県で2つ目となるブルーフラッグを取得しました。いずれも明治時代から続く歴史ある海水浴場です。鵠沼海水浴場を開設する江ノ島海水浴場協同組合は、民間団体としては国内初・アジア初の認証取得となりました。
神奈川県では「由比ガ浜海水浴場」に続き2021年に「鵠沼海水浴場」も
世界が認めた綺麗なビーチ「ブルーフラッグ」

ブルーフラッグは1年ごとの認証であり、更新するには毎年審査をクリアする必要があります。
今年は開設を見送る海水浴場もありますが、いつか思い切り海水浴を楽しむ日のためにも、地域と訪れる人が一丸となって美しい海を守る活動を継続していきたいですね。