釣りが静かなブーム!? 体験ツアーから手作りイベント運営まで、十人十色の楽しみ方
人気マリンレジャーのひとつ、釣りの楽しみ方は千差万別。釣りにまつわる各地の話題をお届けします
2023.06.15
コロナ禍で静かな人気を集めていた釣りですが、いまも全国各地でさまざまなスタイルで楽しまれています。
ユニークな体験ツアーがあったり、プラスアルファの要素を加えたイベントが企画されたり、愛好家コミュニティが独自の活動を広げていたり。
地域性や季節が感じられる釣果は最大の楽しみですが、魚との駆け引きが楽しめる1体1の頭脳戦でありながら、同じ趣味を持つ仲間も増えて…とメリットもいろいろ。
自然と対峙する時間はデジタルデトックスができるのでストレス発散にもなり、ひと言では片付けられない魅力にハマる人も増えているようです。
釣り場で立ち入り禁止区域に入らない、必要以上に魚を取りすぎない、ごみは持ち帰るなど、基本ルールとマナーを守って、釣りの奥深い魅力を堪能していきたいですね。
飛ぶ魚を網ですくう!? 6月恒例の体験イベント「トビウオすくい」実施中
西伊豆の土肥温泉で6月の金曜・土曜に行われているのは「トビウオすくい」という体験イベントです。出航は夜。漁船から網を使って、灯りに誘われて水面にあらわれたところをキャッチするのだとか。金魚すくいよりもだいぶ難しそうですが、実際に捕れたときは大興奮。子どもたちにも人気な様子です。
静岡:土肥温泉「トビウオすくい」
海釣りの釣果をお店で提供。若き料理人たちの本気の遊びが街を盛り上げる
海なし県埼玉県で海の幸を味わう「爆釣ツアー」は、埼玉県寄居町にある3つの飲食店が企画したもので、釣った魚を自分たちだけでなく、翌日からそれぞれのお店で特別メニューとして提供しているのだとか。同じ魚種でも、日本料理、イタリアン、居酒屋と、お店ごとの味が楽しめるそう。釣行はなかなか過酷な様子ですが、海遊びの延長線上に生まれたプロの本気が、まちを盛り上げてくれています。
埼玉:海なし県埼玉県で海の幸を地域の魅力に
釣り好き高校生が発案! 県内高校生が4種目で競う手作り釣りイベント
釣りが大好きな高校生の発案で生まれた「愛媛の海 釣ってさばいて甲子園in三崎」は、釣果とさばき方対決、木製エギコンテスト、海に関するクイズの4種目の総合力で競う手作りイベント。県内6つの高校から8チームが参加して昨年末に開催されました。釣り愛好家同士の戦いぶりは全種目ともにハイレベルで、釣りを介して交流が深まったようです。
愛媛:愛媛の海 釣ってさばいて甲子園in三崎 開催!