夏直前! 水辺のそなえを事前に身につけて海水浴シーズンを楽しもう!
各地から海開きのニュースが届き始めています。海を思い切り楽しむために情報収集と安全へのそなえを忘れずに。
2023.06.22
梅雨が開ければ本格的な夏、海水浴シーズンの到来です。
沖縄ではすでに3月から、本州最速としては和歌山県の白良浜海水浴場が5月3日にと、各地から海開き情報が届きはじめています。
一般的に海開き期間は、各海水浴場を運営する自治体等が、安全な遊泳ができるか水質や水温などを検査したうえで決めているので、海水浴に海開き情報は不可欠なのです。
さらに2023年夏は、久しぶりに海や川も多くの人で賑わいそうなので、そんなときこそ節度をもって安全に楽しみたいもの。
とくに一人ひとりが留意しておきたいのが、海難事故を未然に防ぐ「水辺のそなえ」です。転ばぬ先の“そなえ”を身につけて、楽しい夏の思い出をつくっていきたいですね。
みなさんは今年、どこの海で、どんな夏を過ごす予定でしょうか。全国の海情報にもご注目ください。
海開きセレモニーで披露! 海水浴場の安全を守る水難救助のデモンストレーション
北谷町美浜のサンセットビーチの海開きセレモニーは、南国らしいフラショーなどで盛り上がりをみせました。同時に注目を集めたのが、水難救助訓練のデモンストレーション。水上バイク隊が救護者を発見し、陸上のライフセーバーへ連携、救急車両で搬送するまでの一連の流れが披露され、海水浴場には安全を支えるスタッフがたくさんいることを実感いただけた様子です。
沖縄県北谷町の海開き
「溺れないため」と「万が一の対処法」。一人ひとりが身につけたい水辺のそなえ
海遊びや川遊びを楽しむには、一人ひとりの事前の “そなえ”も重要です。「水の事故は一瞬で起きる」と警告する日本ライフセービング協会副理事長の松本貴行さんは「大事なのは、溺れないための知恵・知識・情報というそなえと、万が一の対処法を身につけるというそなえ」と注意喚起しています。協会では水辺の安全を学べる教材も用意しているので、子どもたちだけでなく、保護者の方々もぜひ一度ご確認ください。
いま知っておくべき水難事故防止のそなえ~「溺れないため」と「万が一の対処法を身に着ける」という2つの水辺のそなえ~
京都の海はどこ? まずは地元の海水浴場の海開き情報に注目
水辺のそなえを身につけたら、次は各地のニュースサイトなどで発信される海開き情報にも注目です。海のイメージがないとも言われるらしい京都ですが、2022年は日本海側の丹後半島を中心に19ヶ所の海水浴場がオープンした実績があります。これから夏に向けて「京都の海をもっと知ろう」と各ビーチを海開き情報とともに紹介していく予定だそう。意外な穴場ビーチがあるかもしれず、楽しみですね。
【2023京都海開き直前】「京都の海」をもっと知ろう①