こんなところにも!海のまわりの豊かな自然
海や湖に広がる美しい風景、そこに生息する豊かな生き物たち。大きな自然の魅力にあらためて触れてみませんか。
2020.01.17
海や湖、その周辺には、美しく豊かな自然が広がっています。
光線がドラマチックになる朝夕の風景は魅力的です。
また、海や湖に生息する生きものに注目してみると、新しい発見があるかもしれません。
今回は、そんな自然の美しさや生命の豊かさを感じることができるスポットを紹介します。
瀬戸内海の夕景を楽しむ2時間のバスツアー
絶景スポットを自分で探すのはやや手間がかかりますが、ツアーなら簡単。
下津井電鉄は、瀬戸内海の夕景を眺めることができるスポットをバスでめぐる「鷲羽山夕景鑑賞バス」を運行しています。
岡山県のJR児島駅から出発し、三百山と鷲羽山展望台の2か所を訪れて、瀬戸内海の島々や瀬戸大橋の夕景を堪能します。
2時間のミニツアーを楽しんでみてはいかがですか。
「日本の夕日百選」の絶景をバスで巡ろう!
コハクチョウなどの渡り鳥が琵琶湖の冬の景色を彩る
滋賀県からは、渡り鳥のいる水辺の風景の紹介です。
琵琶湖には、毎年100種類以上の渡り鳥が飛来しますが、最初に訪れるのは「冬の使者」と呼ばれるコハクチョウ。今季も10月初旬に初飛来しました。
コハクチョウ以外にも、天然記念物のオオヒシクイやカモ類なども。
渡り鳥が佇む琵琶湖の風景は、3月半ばまで楽しむことができます。
琵琶湖の”冬の使者”コハクチョウ
栄養豊富な志津川湾には100種類以上の生物が暮らしている
宮城県の志津川湾は、三方を山に囲まれた栄養豊富な海で、干潮時には多くの干潟ができるなど、たくさんの生物が集まる場所です。
志津川高校の自然科学部が調査したところ、100種類以上の生物が生息しており、その中には絶滅危惧種も含まれていました。
地元の人には見慣れた風景でも、そこには多くの生命が宿っているのです。
地元の豊かな自然を再発見
普段は見過ごしてしまっているかもしれませんが、身近な海や湖には、美しい風景が広がり、たくさんの生きものが暮らしています。
2020年はあらためて、身近な自然に目を向けてみてはいかがでしょうか。