海を守り、盛り上げる活動を支える
各地の推進パートナーの熱い想い
海と日本プロジェクトの活動は各地の推進パートナー企業・団体の皆さんの海を思う気持ちに支えられています。
2020.06.17
海と日本プロジェクトの取り組みは、自治体、飲食店、企業やNPO法人などさまざまな推進パートナーの皆さんに支えられ、これまでにも多彩なイベント企画やコラボ商品開発が行われてきました。推進パートナーの皆さんの海と日本プロジェクトの活動に込められた想いに触れつつ、紹介してみたいと思います。
いわきの豪勢な新名物丼で地元をPR
2019年秋、地元でも知名度が低いいわき産の伊勢海老を新たな名物にしようと、まるごと一尾を使った豪勢なコラボ天丼が誕生しました。開発・提供してくれたのは、「さかなや食堂 ウロコジュウ」。
社長の金成勝弘さんは震災後の復興支援に感謝し、「美味しいものを食べる感動を提供することで返したい」と食堂を開店されたそうです。いわきを訪れる人たちに、納得のいく美味しい魚だけを提供したいと語る金成さん。地元の美味しい料理を通じて沿岸部を盛り上げたい、そんな想いが感じられるコラボメニュー「いわき産伊勢えび天丼」は、好評につき2020年度も販売予定だそうです。
小名浜のウロコジュウ×海プロコラボ「いわき産伊勢えび天丼」が登場 2019.11.14
筑波大生現地調査レポ12 ウロコジュウの挑戦は続く 2018.8.23
能登の里山里海に伝わる暮らしの道具で魚をさばこう
石川県では「さばける塾」に参加した子どもたちに、地元の鍛治職人の手による海と日本プロジェクトの刻印入り特製イカ割き包丁をプレゼントしました。イカ割き包丁は小魚をさばくなど能登地域では万能包丁として親しまれています。
製作したのは、明治41年創業の「ふくべ鍛治」。調理器具のほか漁師の細かい注文に応じた漁具など、能登の里山里海の暮らしに寄り添うさまざまな刃物道具を製作し、修理も行ってきた老舗です。四代目の干場健太朗さんは、子どもたちに「家庭でさばける塾の体験を思い出しながら使って欲しい」と語られていましたが、これさえあれば子どもたちもおうちで自信をもってお魚をさばけそう!
刻印入りイカ割き包丁はオンラインサイトでも購入可能です。
あなたの包丁に「海と日本プロジェクト」の刻印が入れられます!! 2019.11.05
奥能登の海と恵みを学ぼう!③ 2019.8.5
海釣り初心者だけの海釣り体験教室、毎日開催
昨年、福井県坂井市三国町では、素人なら誰でも手ぶらで参加できる「海釣り体験教室」が4月〜10月まで毎日開催されました。道具の使い方やマナーのレクチャーから始まり、海釣り体験終了後は海ごみ拾い、希望者には魚のさばきかた体験&試食会も行われ、期間中1,500名以上が参加しました。
連携してイベントを開催したのは、釣魚を無駄にしないための買い取りサービスを提供するお店「おさかな集積所おとと」。これまでにも定期的にイベントを開催し、「海の資源の大切さを伝えたい、海にもっと関心を持ってもらいたい」と、恵まれた漁場を持つ人気の釣場らしく三国町を盛り上げています。
海釣り体験教室開催!! 〜三国町〜 2019.6.25
県内初!! 魚の買取サービス「おとと」スタート 〜三国町〜 2017.07.28
現在、海と日本プロジェクトには全国で8,700を超える推進パートナー企業・団体が参加されています。
「地元の海をきれいにしたい」「美味しい海の幸を守りたい」「海に親しむ機会をつくりたい」など海への想いを込めて、2020年らしい夏イベントも企画されているところです。ぜひご注目ください。