海に思いを馳せた商品がさまざまに誕生!推進パートナーの活動に今後も注目です
今年も全国で推進パートナーによる商品化がたくさん行われました。その思いに触れながら一部をご紹介します
2020.12.10
今年の「海のごちそうウィーク」や「海の贈り物フェア」では推進パートナーが手がける商品が数多く販売されました。また小学生たちの体験学習イベントでのアイデアをもとに商品開発されたものもさまざま誕生しています。
全国の推進パートナーたちの活躍は多彩ですが、商品開発に込められた海への思いにも触れてもらえればと、今回はその一部をご紹介します。
木のおもちゃに触れて海を思う。山形の森から「MOKULOCK海」が誕生
県土の約7割が森林という山形で誕生したのは、木のブロック「MOKULOCK海」。遊びながら木に触れることで森を感じ、森からつながる海に想いを馳せてもらえればと、推進パートナーである「ニューテックシンセイ」が開発しました。山が荒れると海が荒れると言われますが、原材料の木を育てる森では地域の人たちと環境整備活動や啓蒙ワークショップなども行ない、山を守ることが海を守ることにつながることも伝えています。
「木」なのに「海」?木製おもちゃで海に触れよう!
縁起物でもある兵庫の高砂染を復刻。海のエピソードをモチーフにした風呂敷
10月の全国海の贈り物フェアには、海をイメージした高砂染の風呂敷も出品されました。
高砂染はさまざまな吉祥紋が染め抜かれた縁起ものですが、そもそも結婚式の祝言曲として知られる高砂は、船の“帆をあげて”旅たつシーンを歌ったもの。出品した推進パートナーの「株式会社エモズティラボ」代表の寄玉さんは「日本には海に関する歴や文化がたくさんある。それらを日常のなかに感じてもらいたい」との思いで制作されたそうです。
海をイメージした風呂敷
わかめやひじきの旨味がスイーツの甘さにマッチ!乾物スイーツが人気です
和歌山県では、乾物を使ったスイーツが人気の「3時のかんぶつ屋さん」からコラボ商品が次々と発売されています。「地球温暖化でノリや昆布が育ちにくくなっている、そんな環境も考えながら自分たちにできるこからやっていきたい」と、現在も発売中なのは「海のかんぶつスイーツセット」。地元のわかめやひじきなどの乾物を使ったパウンドケーキ、クッキーやクラッカーなど5種の詰め合わせ。乾物の旨味とスイーツの甘みは好相性。ぜひ一度ご賞味ください。
海と日本プロジェクト in 和歌山県とのコラボメニュー
佐賀名物の魚ロッケに子どもたち考案の新商品が期間限定で登場。大好評でした
小学生たちの体験学習イベント「おいしく知ろう唐津の海」で、子どもたちが挑戦した魚ロッケづくり。そこで一番人気だったチーズの魚ロッケが、プロのアレンジを加えて「藤川蒲鉾」で期間限定販売されました。「唐津名物の魚ロッケを通して海にもっと関心を持ってもらえたら」という代表の藤川さんですが、お客様からは小学生が考えたとは思えないと驚かれ、たいへん好評だったそうです。
小学生考案の魚ロッケを販売
このほかにも全国各地で紹介しきれないほどたくさんの商品やイベントが誕生しています。
さまざまな形で海と日本プロジェクトの取り組みを推進しているパートナー企業・団体の皆さんの活動に、これからもぜひご注目ください。