“そなえて遊ぶ”を当たり前に。海のそなえ体験イベント「海ロデオ」開催!
子どもたちが人気アクティビティに挑戦! 子どもの水難事故ゼロを目指して、遊びながら海のそなえを学びました。
2019.08.05
7月31日から3日間、神奈川県鎌倉市の材木座海岸で、子どもたちの「海のそなえ体験イベント『海ロデオ』」が開催されました。
朝9時すぎから、事前申込をされた皆さんが続々と集まりはじめ、午前の部がスタート。
開会式ではイベント実行委員会の神谷氏より「今日はそれぞれの種目を体験するなかで、海のことをたくさん学んでくださいね。ぜひ一日楽しんで、海を好きになってください」と挨拶がありました。
日本ライフセービング協会の林さんからは、「海では波や流れがあるので気をつけて行動しないと溺れてしまう可能性があります。必ず大人の言うことを聞いて、今日は遊ぶ中でいろんなことを学びましょう」と案内があり、まず手はじめにライフジャケットの着用方法を学びました。全員がきちんと着用できたところで、いよいよ各種体験イベントへ「そなえて出発!」です。
このイベントで体験できるアクティビティは7種目。オリジナル遊び体験のほか、ボディボーディング、シュノーケリング、海洋生物観察会、アウトリガーカヌー体験、スタンドアップパドルボーディング体験、ジュニアウィンドサーフィン体験です。
それぞれのプログラムを指導するインストラクターは、地元のライフセーバーさんや、普段から体験教室等を開催する団体のみなさん。海ビギナーの子どもたちに、まずは波に浮いてみる体験、風や波を受けながらバランスを取るコツ、海の生き物の生態などもレクチャーしながら、海の楽しさを学んでもらいました。
およそ1時間30分の体験プログラム終了後、気づいたことや学んだことをみんなで話し合っておさらいします。スタート前は、内心ドキドキで緊張した表情だった子どもたちも、海から上がる頃には、みんな満足げな笑顔に変わっているのが印象的でした。
「プールと違って波とか風とかあるから上手く動けなくて大変だった!」「もっとお魚をたくさん見たい。またシュノーケリングやってみたい」などの声もたくさん聞けました。
そんな子どもたち一人ひとりに、海のそなえを学んだ証として “ロデラー認定”の記念バッヂを贈呈してイベント終了です。
浜辺からお子さんの頑張りを見守っていた親御さんたちも、
「いちばん体力的に難しそうだろうなと思ってスタンドアップパドルボーディング体験に子どもを送り込んだんですが(笑)、見ているとやっぱり難しそうですね、頑張ったと思います」「イベントでいろいろ学んでもらって、今年は海へたくさん遊びに行きたいと思っています」などと話してくれました。
“子どもの水難事故をゼロにする”ための活動の一環として開催した今回のイベント、次回は、8月10日(土)、11日(日)に、江の島海岸で開催します。
「そなえれば海はもっと楽しい!」を体験して、“海のそなえ”を当たり前にしていきたいですね。