11月1日は「灯台記念日」。
お気に入りの灯台を見つけてでかけませんか。
岬や湾に立ち、屈指のビュースポットでもある灯台。 ときには灯台そのものの美しさも味わってみませんか。
2019.11.01
11月1日は「灯台記念日」。10月5日から開催している「恋する灯台へこう」キャンペーンは参加者も多く好評のようです。このキャンペーンを実施する「恋する灯台プロジェクト」は、未来を照らす道標に例えられる灯台を「恋するふたりの未来を見つめる場所」と定義して、毎年、ロマンスの聖地にふさわしい灯台のあるまちを「恋する灯台のまち」として認定しています。
今回は、2019年に「恋する灯台」に認定された灯台をいくつかご紹介します。
モノトーンで八角形の灯台
北の大地、北海道の東にありオホーツク海に突き出るように伸びるのが、能取岬灯台。白黒のモノトーンで八角形のフォルムには、江戸末期に来日したフランス人技師の影響が残るとされ、異国情緒も漂います。夕日を背にする灯台はロマンチックそのものです。北海道ではほかにも、浜中町の湯沸岬灯台、積丹町の神威岬灯台、江差町の鴎島灯台、利尻富士町の鴛泊灯台が「恋する灯台」に認定されています。
㊗恋する灯台に認定 網走市の灯台 HBCテレビ「サンデーDokiっと」10/20放送
瀟洒な雰囲気のある灯台
石川県七尾市の能登観音埼灯台は、七尾湾の入り口にあたる崎山半島の先端にあります。標高は低いのですが、湾の対岸方向にそびえる立山連峰を一望できるのが魅力です。また眼下には透明度の高い海が広がり実に開放的。白く瀟洒な雰囲気も魅力のひとつです。石川県には2017年に認定された、珠洲市の禄剛埼灯台もあります。
「灯台を巡ろう!」キャンペーン!!
石造りの洋式灯台
兵庫県淡路島にある江埼灯台は、明治時代初期に建設された石造りの洋式灯台。背が低く、丸みを帯びたフォルムの灯台はどこか可愛らしさがあります。周囲は瀬戸内海国立公園で、豊かな自然に囲まれており、灯台からは明石海峡大橋を望むことができます。
ひょうご海ライブ2019 第11回「恋する灯台~江埼灯台」2019年9月18日放送
2019年に「恋する灯台」に認定されたのは、今回ご紹介した3つの灯台を含めて9つ。全部で51灯台となりました。どんな灯台があるのか、ぜひサイトをチェックしてみてください。
圧倒的なスケール感で海の広さや世界の広がりを感じるのに、灯台ほどぴったりの場所はありません。
秋の行楽シーズン、紅葉を見に行くのもいいですが、灯台のはしごも楽しいかもしれません。