全国で灯台の可能性と魅力を発信する「海と灯台ウィーク」、11月1日スタート
11月1日〜8日の「海と灯台ウィーク」は全国の灯台のまちのユニークなイベントにご注目を
2024.10.17
11月1日の「灯台記念日」から8日は、「海と灯台ウィーク」。
今年も、各地でさまざまなイベントが開催されるなど、灯台のまちが賑わう1週間が到来します。
期間中は、海と灯台プロジェクト「新たな灯台利活用モデル事業」に取り組んできた灯台のまちが、地域と連携したスペシャルイベントを企画していたり、東京では「海と灯台サミット2024」も開催。全国各地のユニークな活用事例を踏まえ、灯台の可能性や魅力を語り尽くします。
また、海上保安庁との共催によって普段は登ることができない灯台の特別公開が行われたり、60市町村に開設される「海と灯台ステーション」でご当地灯台缶バッジがもらえたりと、毎年人気のイベントも実施されます。
SNSでは、10月21日〜12月1日まで「いい風吹いてた。#灯台時間」をテーマにX投稿コンテストを実施予定です。最新情報は「海と灯台ウィーク」サイトでご確認ください。
ぜひ、皆さんも地元の灯台、お気に入りの灯台へ、出かけてみませんか?
愛知県の野間埼灯台「灯台ホリデイ」でのんびりとした休日を満喫
昨年、「現代版灯台守」が誕生して話題になった愛知県美浜町の野間埼灯台では、これまで灯台開放やキッチンカー出店、ウェディング撮影プランの提供などさまざまな活動が行われてきましたが、11月2日(土)には「灯台ホリデイ」が開催されます。
これは、歴史ある灯台の「ガイドツアー」と、麓の海辺でのんびりくつろげる「チェアリング」、近隣施設やお店で使える特典・割引ブック「灯台パスポート」の進呈がセットになったイベントです。潮風を浴びながら、ゆったりとした気分で海と灯台の風景をご堪能ください。
愛知県美浜町 野間埼灯台ポータル化実行委員会 2024年度の事業を開始
ロマンたっぷり夜の灯台を楽しむチャンス。千葉、野島埼灯台で星空観察会
千葉県南房総市の野島埼灯台で開催されるのは、海と灯台と星のロマンを満喫する「野島埼灯台夜間特別開放! 灯台&星空観察会」。大好評だった9月に続いて11月3日(日)にも開催が決定しました。
当日は灯台点灯開始の観察やレンズの見学、星のソムリエの解説を聞きながら天体望遠鏡や大型双眼鏡を使った土星や天の川などの星空観察会も行われます。
めったに味わえない、夜の灯台をたっぷり楽しむチャンスです。
野島埼灯台夜間特別開放! 灯台&星空観察会を開催します!
愛媛県の佐田岬灯台では高校生たちが「灯台カフェ」にチャレンジ中
愛媛県伊方町の佐田岬灯台では、灯台官舎跡地を活用する「灯台カフェ」構想を地元高校生たちが主体となって進めています。
11月4日(月・祝)開催の「渚のエメラルドマルシェ」での本営業に向けて、9月にはモニター営業も実施されました。この日の販売メニューは5品で、佐田岬灯台のライト点灯直後に見られるエメラルドタイムをモチーフにしたエメラルドパフェなど、売れ行きは目標を大きく上回ったとか。
店の屋号は生徒考案の「せんたん珈琲」です。高校生たちの新たなチャレンジを、岬の先端で味わってみてください。
高校生がカフェ営業!愛媛県佐田岬灯台に関わる人材育成プログラム「せんたん珈琲」のモニター営業を実施しました!
灯台の利活用に関わる人々が「海と灯台サミット2024」に集結!
灯台の可能性に気づいた全国各地の人々が一堂に会して語り合う「海と灯台サミット2024」が、11月3日に東京・表参道で開催されます。
第一部のシンポジウムは、灯台の利活用についての事例発表や先駆者たちのクロストーク、海洋文化遺産としての研究発表など、灯台ファンならずともワクワクする話題が満載の2時間半です。第二部のトークショーでは、直木賞作家4名が「灯台の物語を紡ぐなら」と、灯台の多面性を掘り下げていきます。観覧の申し込みは10月20日(日)まで。(※10月30日まで延長しました)
シンポジウムはオンライン配信も予定しています。
会場となる複合施設スパイラルでは、ほかに「海と灯台展」も同時開催されるので、ぜひご注目ください。
灯台ブーム開幕?! 全国各地の仕掛人・先駆者20人が語る 11月3日(日)開催「海と灯台サミット2024」