地域密着!海がもっと好きになるご当地イベント動画まとめ
2018.07.06
海辺の位置する地域では、地元や他の地域の人たちに「もっと“海”を知ってもらいたい」。そして「美味しい“海の幸”を育んでくれる海を、ずっと守っていきたい」という思いのもと、様々な形で工夫された催しが行われています。今回は、そんな海の近くの祭りを二つご紹介。
●2017年 海のカーニバルin唐津 | 海と日本PROJECT in 佐賀
唐津市の唐津東港で行われる、唐津港まつり「海のカーニバルinからつ」。
海と遊び、海の幸を味わい、海の安全を学び、海の環境を考えることを目的として、近年は7月中ごろの日曜日に開催されています。2018年は7月15日に開催予定。
会場では、唐津ブランドの特産品が売られたり、地元の人が海上パレードや、ヘリコプターを使った大がかりな海難救助のデモンストレーションを行ったりします。
2017年は、クルーズ客船“ぱしふぃっくびいなす”が唐津東港に入港し、神戸からのお客さんを多くの来場者が出迎えました。
この唐津の暑い夏を盛り上げる大イベントは、子どもから大人まで楽しめて、訪れた人に海を身近に感じてもらう機会にもなっています。
●2017年 たろう大漁まつり | 海と日本PROJECT in 岩手
「たろう大漁まつり」は、岩手県宮古市田老で行われる、大漁を祈願する恒例行事。毎年5月の日曜日に開催されます。2011年に東日本大震災で大きな被害を受け、一時中断しましたが2012年に復活した祭り。
祭りを盛り上げるのは、ステージから来場者に餅を投げる「餅まき」や、伝統的な衣装をまとった人が、笛や太鼓に合わせて舞う「黒森神楽」。
祭りの一番の目玉は「曳き舟」で、大漁旗を掲げた11隻の船が大海原を走り、大漁を祈願して船上で儀式が執り行われます。この船には、地元の子どもたちなども乗ることができ、身近に儀式を体験できます。
●まとめ
海を様々な角度から見ることができる催しは、いかがでしたか?
伝統を守り、美しい海を守り、さらに盛り上げるために新しいイベントを企画していく、地元の人々の海に対する気持ちが伝わってきますね。
そんな海のイベントは、今後を担う子どもたちの学びの場になりそうです。