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内陸地でも海を守る活動がたくさん。地元の川から海をきれいに!

すべての川は海に通じています。海から遠く離れた内陸地からも海を守る運動が発信されています

2020.02.28

内陸地でも海を守る活動がたくさん。地元の川から海をきれいに!

昨年は海洋ごみゼロを目指す活動などに多くの人が参加されましたが、いま、海なし県などの内陸地域でも海の環境問題に関するさまざまな啓発活動が行われ、人々の関心が高まっています。冬の間に行われた各地の活動の一部をご紹介します。

環境フォーラムで河川清掃を楽しく続けるコツを共有

岩手県では1月の盛岡市に続き、2月には奥州市でも環境に関するフォーラムが開催されました。これは、比較的きれいな岩手の海でも海洋ごみ問題は進んでいる、と「いわて海ごみなくし隊」により実施されたものです。河川と海の密接な関係が報告されたほか、「海ごみゼロアワード2019」 最優秀賞受賞者(NPO法人 荒川クリーンエイド・フォーラム)による特別講演も行われ、河川の清掃活動を楽しく継続させるコツなどが紹介されました。
川をきれいにすることが海を守る
川をきれいにすることが海を守る

海なし県の「川の国応援団」も意欲を新たに

海なし県の埼玉県も環境活動に意欲的です。県内の企業団体で組織された「川の国応援団」の交流会が今年も開催されました。東京理科大学教授による基調講演では「人間の排出物からもマイクロプラスチックを検出」とショッキングな情報も共有され、参加された皆さんの川を守る意欲にますます弾みがかかったようでした。
川の国再生交流会
川の国再生交流会

学生たちのユニークな発想に期待!

同じく海なし県の長野県では、ミニ番組「海につながる長野県2019」を放送中です。これまでも信州プラスチックスマート運動や子供たちの天竜川調査隊の活動などを紹介してきました。1月は、高校生が考えた「ポケモンGO」(位置情報ゲーム)を活用する清掃活動のアイデアなどをピックアップ。番組によると、4月には「信州学生環境サミット」の開催も予定されているとのこと。長野の学生たちのユニークな発想と活動が今後も楽しみです。
海につながる長野県2019(29)「高校生が考える海洋プラスチックごみ問題」
海につながる長野県2019(29)「高校生が考える海洋プラスチックごみ問題」

海洋ごみの約8割は街から流れ出ているという現実を少しでも改善するために、自分にできることは何かを一人でも多くの人に意識してもらおうと、いま全国各地で取り組みが進んでいます。