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干されるタコ!踊る伊勢エビ!美味しくって楽しいご当地海の幸3選

2018.07.09

海の近くの地域では、新鮮な“海の幸”が美味しく、その恵みにあやかって地元の人々は生活してきました。その海の恵みを、地域の外にも発信して知ってもらおうと、地元の美味しい海の幸を堪能できる催しが行われています。
今回は、そんな海の近くのイベントをご紹介します。

天草ありあけのタコを極める!! | 海と日本PROJECT in くまもと

※動画は昨年のものです。

多くの水資源に恵まれた熊本。天草市の有明の名物は「タコ」で、それこそ町中がタコ尽くし。
毎年8月8日には、タコへの感謝と供養・豊漁・海難事故防止の願いをこめて「タコ供養祭」が行われます。それらの願いを込めて作られた、タコ供養塔の「祈りダコ」は、2本の足で合掌している可愛い姿。
夏になると、街道沿いの海岸に8本の足を広げた“干しダコ”が並びます。
平成17年7月17日、国道324号の有明区間は「天草ありあけタコ街道」と命名されました。
そんな有明では、豊かな海で大きく育った美味しいタコが食べられます。一匹まるごと調理したタコのステーキ、タコ刺し、タコ飯、タコきんぴらなどメニューも豊富。

シーズン到来!のもざき伊勢エビまつり | 海と日本PROJECT in ながさき

※動画は昨年のものです。

県下有数の伊勢エビの産地「野母崎地区」は、長崎市から車でおよそ40分南下したところに位置します。そこにある脇岬北港周辺で毎年開催されるのが、「長崎のもざき伊勢エビまつり」。8月21日の伊勢エビ漁の解禁時期に合わせて、約1か月行われます。(2017年は9月3日から24日)
祭りで売られる新鮮な伊勢エビは格安!また、祭り期間の楽しみは、地元のお店ごとに工夫された伊勢エビ料理です。
生きたまま豪快にさばく「活き作り」は、伊勢エビ料理の目玉。
他にも伊勢エビの殻を使った、こだわりの“タレ”をかけて食べる「伊勢エビ天丼」や、伊勢エビの頭が丸ごと入った「伊勢エビのみそ汁」など、目にも豪華なものばかりです。

美川里海きときと祭と白山美川伏流水群 | 海と日本PROJECT in いしかわ

※動画は昨年のものです。

白山市美川漁港の「美川里海きときと祭」は、2017年9月に第6回が開催されました。美川で獲れる新鮮な魚を、多くの人に知ってもらうことが目的です。
その中でも大盛況なのは、まぐろの解体ショーと即売会。大きなまぐろが素早く解体され、手ごろな値段で売られるので瞬く間に完売します。
他にも、浜焼きの香りが漂う「炭火焼コーナー」、当日の朝に水揚げされた新鮮な魚が並ぶ「美川漁港きときと鮮魚」と、多くのお客さんで賑わいます。
また美川地区は、白山を源とする地下水「伏流水」が多く湧き出る地域。
「白山美川伏流水郡」の水は、環境相の“平成の名水百選”に選ばれています。
地元の人は伏流水を汲み、家の料理に毎日使っています。

●まとめ
やっぱり、豊かな海は、美味しい海の幸の宝庫ですね。
その恵みに感謝するイベントでは「新鮮・美味しい・安い」の三拍子が揃います。いつもとひと味もふた味も違う体験をしに、足をのばしてみてはいかがでしょうか?