私たちの海を育もう!THINK for the OCEAN を開催しました!
一般社団法人イドベタは、福岡市役所前で「THINK for the OCEAN」を開催。福岡の海をテーマに海の魅力と課題を楽しみながら知ってもらうことが目的です。体験型ワークショップや古着リユースファッションショーなどで盛り上がりました。
2024.11.22
一般社団法人イドベタは、福岡市役所前・九州広場を舞台に2024年10月26日(土)と27日(日)に『福岡の海』をテーマとし「海の魅力」と「課題」を楽しみながら知ってもらうことを目的として、『THINK for the OCEAN』(共催:一般社団法人ふくおかFUN)を開催いたしました。エシカルアイテムの販売のほか、「体験型ワークショップ」「海洋プラスチックを使った作品のコンテスト」「デザインの専門家やアーティストによるトークショー」「高校生による古着リユースファッションショー」などバラエティに富んだラインナップで、来場者は目標をはるかに越える延べ3,085人となり、盛り上がりを見せました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
THINK for the OCEAN
概要
福岡の海の魅力と課題を楽しく学び、味わい、海のために一歩踏み出すキッカケづくり
日程
2024年10月26日(土)、27日(日) 午前10時から午後4時
会場
福岡市役所前西側 九州広場
参加人数
来場者3,085人(1日目:1,390人、2日目:1,650人)、スタッフ約50人
共催
一般社団法人ふくおかFUN
海洋プラスチック作品コンテスト 2日目には結果発表&表彰式
イドベタでは、海洋プラスチックを使った作品づくりのワークショップを毎月1回ほどのペースで開催しています。「循環」「サーキュラーエコノミー」をテーマに、その活動を通して「ごみは本当にごみなのか?」「使えば資源(材料)になるのではないか?」という気づきを持ってもらうことが目的です。
そこで今回のイベントでは、今年の夏頃から福岡市・糸島市を中心に小中学校、高校、フリースクールなどを訪問し、出前授業を実施しました。その成果として、希望者には作品づくりをしてもらい、それらを展示・審査するという流れを実施しました。
一般(大学生・社会人)を含めアート作品・プロダクト作品合わせて30点以上の作品が並ぶ様子は来場者の興味を引き、制作者のみならず、周囲への関心も高まったのではないかと感じています。
表彰作品
【小学生部門最優秀賞】貯金箱
材料:海洋マイクロプラスチック、ペットボトル、空き箱、廃材など
【小学生部門優秀賞】フォトフレーム
材料:海洋プラスチック、建築廃材など
【その他の作品】
家庭にあったプラスチックごみを使ったメッセージオーナメント
“海のクリスマスツリー”飾り付けワークショップ
イドベタが発表したアイテムの中でも中心を担うのが「海のクリスマスツリー」。廃棄漁網を回収し緑色、オレンジ色、黄色などのクリスマスツリーを作成しています。初年度の2022年には、福岡市や糸島市内の商業施設などで12もの海のクリスマスツリーが12月の街を彩りました。
今回のイベントでは、そのツリーのオーナメント作りのワークショップを実施。材料はワインや焼酎などのイベントなどで使用されたプラスチック製カップ。イベント主催者から回収して洗浄し使っています。それらのグラスはひっくり返すとベルの形になるため、ツリーのオーナメントにはぴったりです。ここでも「ごみも使えば材料」「ごみとは何??」ということをワークショップを体験しながら感じてもらうことが目的です。
★ワークショップのスタッフは「イドベタフレンズ」の高校生や大学生★
次世代の環境活動を担う人材のための経験、育成の場にもなっています。
★今年は福岡市役所前広場・天神中央公園や博多駅前で開催される「クリスマスアドベント」でも展示予定です。
プロフェッショナルなトークショー 芸術学部教授✖️アーティスト
ステージも設置し、スペシャルトークショーも開催しました。
登壇者は九州産業大学芸術学部の伊藤敬生教授とイドベタの一員でもあり海洋漂着物を使って作品をつくるアーティストしばたみなみ。「アートの力で海を守る」をテーマに熱いトークが行われました。スタッフとして参加した高校生も興味深く拝聴し、質問タイムも盛り上がりました。
参加した子ども・保護者からの声
・色々な体験ができて楽しかった
・知らないことを知れて、驚くこともあったけど学べたのでよかった
・エコバッグを作る体験が楽しかった
・海にごみを拾いに行きたくなった、海にごみを捨てないことを約束する
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:3,085人