海への思いがたっぷり! 海と日本プロジェクトのコラボアイテム、全国で続々誕生
推進パートナーをはじめとする企業や団体、学生や子どもたちと連携してつくられたアイテムが増加中
2024.12.19
日本財団 海と日本プロジェクトでは、海の現状を伝えながら海を未来へつなぐためのアクションの輪を全国に広げています。
そうしたアクションのなかで、推進パートナーをはじめとする企業や団体、海を学ぶ学生や子どもたちなどとさまざまな連携が生まれ、これまでに多彩なコラボアイテムが誕生してきました。
2024年秋も、コラボアイテム紹介サイトには、新たに22アイテムを追加掲載しています。
飲食店の限定メニューや地元をアピールするお土産物などカタチもさまざまで、完売しているものもありますが、コラボアイテムの開発に込めた思いやアイデアに、ぜひご注目ください。
地元の人気商品をつくりたい! 秋田の高校生たちがコラボアイテムの開発に挑戦
日本海から近い秋田県立仁賀保高校の生徒たちとのコラボで生まれたのは「海香るサバのオイル漬け」。雄大な自然環境のなかで、ふだんから地域に密着した活動に注力している高校生たちが、「地産地消をテーマにした地元にかほ市の人気商品を自分たちでつくりたい」と、地元企業や漁港の協力を得ながら開発に取り組みました。
完成販売会は、東北最大級の道の駅・ねむの丘で生徒たちが自ら対応。来場者の注目を集めるなか204個を手渡しで販売したそうです。
私たちで作りたい!にかほの人気商品 仁賀保高校×あきた海ごみゼロプロジェクト コラボ商品「海香るサバのオイル漬け」完成販売会実施
福岡の老舗蒲鉾店とコラボ! 子どもたち提案のアイデア具材もお楽しみに
推進パートナーである博多の西門蒲鉾本店は、大正2年の創業。そんな老舗蒲鉾店とのコラボ蒲鉾が、期間限定発売されました。
福岡が誇るタコとイカを使った天ぷら蒲鉾で、パッケージには、オリジナル体験学習イベント「イカタコ調査隊!」で子どもたちが描いた未来の福岡の海のイラストを採用。また商品のなかには、子どもたちが提案と試作に取り組み、選ばれた具材も隠されているんだとか。
子どもたちの学びと願いが詰まった天ぷら蒲鉾は、オンラインでも販売中です。
「福岡イカタコ調査隊!」レポートNo.3~カラフルフェス~
子どもたちが学びの中で“海を休ませる”メニュー開発に挑戦!
香川県では市場価値がほとんどないという未利用魚のクロダイ(チヌ)を使った「チーヌバーガー」が、推進パートナーである塩飽フィッシャリーズの「海を休ませるレストラン」の新メニューに登場しました。
これは夏のオリジナル体験学習イベント「 かがわ離島レンジャー」で、海の資源を守る取り組みを学んだ子どもたちが“海を休ませる”メニューづくりに挑戦し、そのなかから「未利用魚は使われない魚だけれど、捨てるのはもったいない、その想いで未利用魚を使った料理を考えました」と言う平井陽一郎くんの企画が採用されたもの。ガーリックの隠し味がマッチした、サッパリ&コッテリな至極のバーガーだそうで、ぜひ現地を訪れて味わってみたいものです。
完成✨チーヌバーガー