大漁旗づくりと地引網体験~海と日本プロジェクト~
2019.01.09
大漁旗づくりと地引網体験は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。アーティストともにデザインした大漁旗を掲げた船で地引網を体験し、捕れた魚をバーベキューなどで楽しむことで、海の楽しさや豊かさを体感しました。
海と触れ合うことが少ない内陸の子どもたちに、漁師という仕事、大漁旗に込められた思いを学びます。海の楽しさや豊かさを満喫し、とれた魚は自分たちでさばき、食べることで命をいただいて生きていることを考える食育につながることも目的としています。
日程
7月21日(土)・22日(日)
開催場所
21日 太宰府天満宮
22日 福岡市マリナタウン海浜公園
参加人数
100名
主催
NPO法人太宰府アートのたね
アーティストとともに大漁旗をデザイン!
【7月21日】
岩田とも子・松田唯のアートユニットANDNAとともに、大漁旗の意味を考え、オリジナルの大漁旗をデザインしました。テーマは「もしも海で暮らすなら」。どんな生き物になりたいかをデザインしました。
福岡の海の環境保全活動をしているふくおかFUNの海中写真を展示し、ダイバーだけが知っている海の中の生物を参考に考えました。魚だけでなく多様な生物が生きていることを知り、生きていくための知恵や工夫を学びました。
スケッチブックに学んだことを書き込んだりしながら、デザイン作業を進め、日本古来の染の技法を使い、8枚の大漁旗を制作しました。
地引網体験後に、捕れた魚でバーベキュー!
【7月22日】
前日制作した大漁旗を漁船に掲げ、地引網を引きました。漁師とともに親子で力を合わせ網を引き揚げ、かかった魚を捕まえました。
その後、子どもたちは自分たちで魚をさばき、刺身やバーベキューで食べ、「いただきます」に込められた意味を考えました。漁師と交流することで、海の変化や魚の変化などの話を聞き、魚の種類・内臓の名前や役割を教えてもらうこともできました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています