2020年を総括!海と日本プロジェクトの一年を振り返る
思いがけない状況に直面しながらも海の魅力や課題を発信し続けた2020年の活動を振り返ります。
2020.12.24
日本中、世界中で日常が大きく変化した2020年も残りわずかとなりました。
海と日本プロジェクトの一年を振り返ってみると、そんな状況下だからこそやるべきこと、できることをと、新しい試みも含め、さまざまなプロジェクトが実施され、たくさんの方々に参加いただくことができました。
あらためて、全国の海を通じて大きな繋がりを感じられた一年でした。
今回は、とくに大きな盛り上がりを見せた2020年の活動を、振り返ってご紹介します。
自宅待機の子どもたちを応援!「stay home with the sea」企画がスタート
感染拡大防止のため自宅待機を余儀なくされた4月。変化する日常に戸惑うことも多かったと思いますが、海と日本プロジェクトでは、子どもたちを応援しようと「stay home with the sea」企画がスタート!10のチャンネルを開設しました。
企画のひとつ「泳げ!みんなのお魚プロジェクト」に子どもたちが応募してくれたお魚イラストは、2400点以上にのぼりました。CMへの起用だけでなく、その後もモザイクアートポスターやお土産物のパッケージに使われるなど各地で注目を集めました。
また、全国17の水族館から、休館中の海の生き物たちの様子を伝える動画も次々と配信。水族館自慢の人気者を紹介する飼育員さんたちも大活躍! 動画は現在も公開中です。
stay home with the sea
海ごみ問題解決に向けて開催!「海ごみゼロウィーク」&「スポGOMI甲子園2020」
海ごみゼロを目指す取り組みも全国で引き続き実施しました。
ごみゼロの日(5月30日)にあわせて昨年40万人が参加した全国一斉ごみ拾い活動「海ごみゼロウィーク」は、9月に時期を移して開催。今年はキックオフイベント「コスプレde海ごみ大作戦!!」も全国8エリアと中継を結んで盛り上がりました。
そして高校生のごみ拾い日本一を決める「スポGOMI甲子園2020」も、地方予選を経て11月に全国大会を開催。25都道府県の高校生が3人1組で力を合わせ、東京本会場では川口工業高等学校 掃除部Cチーム、リモート会場では豊岡総合高等学校 豊岡総合高校インターアクトクラブOIK が、それぞれ優勝されました。
UMIGOMI ZERO PROGRAM
海を味わい、海を知ろう! 10月10日(ととの日)は「海のごちそうウィーク」
今年、10月10日「魚(とと)の日」にちなんで初めて開催したのは「海のごちそうウィーク」です。海のグルメを堪能すると同時に「2050年には魚が食べられなくなるかも」といわれる海の環境問題にも目を向けてもらおうというイベントです。
推進パートナーによる期間限定のスペシャルメニューの提供やイベントの開催、特別コンテンツの発信など、海のごちそうを楽しみながら、海洋資産が直面する課題についても考えてもらうことができました。
海のごちそうウィーク
海の魅力を知る“熱源人材”と出会う旅「熱源キャラバン」に初チャレンジ!
そして先日無事にゴールを果たした「熱源キャラバン」も、2020年初チャレンジとなったプロジェクトでした。“海の繋ぎ手”に任命された2人が、神様が集まる11月の島根県出雲へのゴールを目指して、それぞれ北海道と沖縄をスタートしたのは9月。全国を巡り、海の魅力を知る熱源人材と出会いながら、各地の海で感じたことや学んだことをSNSで発信! 穴場スポットからご当地海グルメ、海のお仕事の現場など、地元の人に教わる魅力たっぷりの情報をお届けしました。
2020年11月にいったんゴールしましたが、2021年の継続も決定。再び全国を回ります!
熱源キャラバン
海と日本プロジェクトでは今年、年間160以上のプロジェクトが実施されました。
44都道府県をはじめとした全国の自治体と連携し、さらに9,300以上の企業・団体が推進パートナーとして取り組みに参加されています。
来年も、海なし県を含む全国各地から、多彩な取り組みを発信していきます。ぜひご期待ください!