社会課題解決に向けた情報サイト「SOCIAL INNOVATION NEWS」の2020年
海の課題解決に取り組むさまざまな情報をお届けするニュースサイトから2020年の話題をご紹介。
2021.03.25
今回ご紹介するのは、2020年度にニュースサイト「SOCIAL INNOVATION NEWS(ソーシャル・イノベーション・ニュース)」で注目されたニュースを振り返ってご紹介します。
SOCIAL INNOVATION NEWSは、海洋環境問題を始め、さまざまな社会課題の解決方法を探るための情報を発信しているニュースサイトです。
2020年には、コロナ禍の現状を映した全国各地の数々の話題が取り上げられました。
今回は2020年度の話題を改めてご紹介しますが、ニュースサイトでは現在も海の課題解決へのヒントが詰まった多様なニュースが発信されています。ぜひご注目ください。
水辺の安全教室をオンラインで実施。コロナ禍こそ水辺の事故リスクに注意!
2020の夏は、海水浴に関するニュースも多く発信されました。水泳の授業や安全を学ぶ機会が減るなか、海水浴場が開設されずライフセーバーがいない海も多くなると、事故が増える恐れがあると警鐘を鳴らしたのは、日本ライフセービング協会の副理事長、松本貴行さん。松本さんらがオンラインで実施した子どもたちへの水辺の安全教室の様子を伝え、海で注意すべきさまざまな対処法を紹介しました。
コロナ禍こそ水辺のそなえを~第1回:ライフセーバーが教える水辺の事故の防ぎ方~
海の安全拠点として「釘のない海の家」をライフセーバーの待機所に
2020年は海水浴場を開設しなくても海岸利用者が多く訪れる懸念もありました。そこで海岸が無法地帯化しないよう藤沢市の依頼で、片瀬東浜海岸で唯一建設されたのが「釘のない海の家」。これは2017年から海と日本プロジェクトとNPO法人 海さくらが建設しているもので、海の家の解体後に放置される釘がなくなるようにと始めたそうです。今年はライフセーバーの待機所として使われていることを伝えるとともに、外出自粛や各自の観戦対策の重要性も呼びかけました。
海の安全を守るポツンと海の家~片瀬東浜海岸に建設された“釘のない海の家”~
海の繋ぎ手の旅の様子をレポート!各地で生まれた海への思いとは
2020年9月にスタートした海と日本プロジェクトのひとつ、「熱源キャラバン」を取り上げたニュースでは、東西に分かれて出雲を目指す2人の海の繋ぎ手、市川さゆりさんと門脇大樹さんの道中の活躍の様子を伝えました。2人が全国で出会う“熱源”人材の活動の紹介や、体当たりで活動にチャレンジする様子、そんな貴重な体験を通じて生まれた海への思いなどをいきいきと紹介しています。
全国を巡る2人の海の繋ぎ手~東西から日本各地の海の魅力や課題を発信していく熱源キャラバン~
「子ども海のクイズ王プロジェクト」監修者、古川洋平氏へインタビュー
全国8県の小学校で開催された「子ども海のクイズ王プロジェクト」の様子を伝えるニュースでは、テレビ番組でもおなじみのクイズ王・古川洋平さんへのインタビューが行われました。このクイズ大会を全面監修された古川さんは、「海が抱える問題について学ぶレクチャータイムでの集中力が、ひとつのテーマだった」と話しますが、結果的に児童たちは全集中で臨み、大盛況だったとか。普段はあまり目立たない生徒さんが大活躍するなど、嬉しい発見もあったそうで、今後の展開についての抱負も語られています。
海のクイズ王で学校のヒーローに~クイズ王・古川プロデュース「子ども海のクイズ王プロジェクト」~
SOCIAL INNOVATION NEWSでは他にも海の生態系や伝統文化、テクノロジーなどさまざまな観点から、課題解決に取り組む情報を発信しています。2021年も最新ニュースにご注目ください。