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「特別の教科 道徳」における海洋教育の単元開発 in 八幡市立美濃山小学校 〜海と日本PROJECT〜

八幡市の小学校で、「いのちをつなぐ岬」を題材として、自然や動植物を大切にし、環境保全についての関心を育てる授業を開催しました。

2021.03.29

八幡市立美濃山小学校で、「いのちをつなぐ岬」を題材に授業を行いました。ウミガメの保護に取り組む人々の思いを通して、自然を守るために大切な心について考えてもらう機会となりました。

ウミガメの産卵の写真や保護に取り組む人々の思いを通して、自然を守るために大切な心について考えさせ、自然やそこに生きる動植物を大切にし、環境保全について関心をもとうとする心情を育てます。

日程
2020年11月24日 13:00~15:00

開催場所
八幡市立美濃山小学校

参加人数
35人

主催
一般社団法人アートをコアとしたコミュニケーションデザイン大学コンソーシアム

協力
劇団衛星・ソノノチ

演劇的手法を使い、ウミガメに対する想いや考えを共有

俳優と教員が共同して演劇的手法を使った道徳の授業の準備をし、実践を行った。
教員は児童に教えるのではなく、児童と外部講師に伝えるために協力しながら、俳優である講師の悩みを解決しようとする形式で授業は進んでいく。
ウミガメを演じるにあたっての「ウミガメの気持ちがわからない」という悩みに対して、教科書や参考資料映像や画像などをつあきながらを深めていくというウミガメのことやその周辺の人々や事柄に対しての考えや想いを深めていき、そこで感じたことを講師に伝えていく。
授業終盤ではこれまでの時間を振り返り、児童がウミガメの気持ちを考えてセリフにする時間を作った。児童が考えたセリフを俳優である外部講師が演じたり、児童自身が演じたりしながら、それぞれのウミガメに対する想いや考えを共有していった。

参加者の声
道徳の授業で、海と私たちの生活がつながっているということに気づきました。海や、生き物は、ごみがたくさん落ちていて苦しんでいたりするのかもしれないと思い、これから、生き物にやさしく、親しくなっていきたいです。海について、今までよりさらに知りたくなったし、より自然と命を大切にしなければいけないなと感じました。ごみを間違えて食べてしまったりして死んでしまったりするのは、私たちがごみを捨てているからだから、ごみを捨てず、より命にやさしいかんきょうになるように意しきしていきたいと思います。ウミガメも、5000びきのうち1ぴきしか浜辺に帰ってくることができないと知って、ざんねんだな。と思いました。私たちが、とても明るいものを持っていったり、作ったりすると、生き物がまちがえてそっちへ行ってしまうから生き物のためになるようなことをしていきたいと思います。
今日、授業をして、海の生物は、大切にしないといけないな。と思いました。ポイとものをすてることで人間以外の生物がめいわくしていることに気づきました。ぼくは、ウミガメの気持ちになってみていやな気持ちになっていることがわかりました。これからぼくは、海にいったらごみをすてないで逆にごみをひろいたいなと思いました。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:35人